こんにちは、ゆうすけです!
新NISAが始まってから早いもので2年以上が経過しました。2026年の現在、日経平均株価もかつての最高値を意識する展開が続き、投資を始めたばかりの人でも含み益が出ている方が多いのではないでしょうか。
しかし、株価が上がれば上がるほど、新規で買える銘柄の「配当利回り」は下がって見えてしまいます。「今はもう高配当株投資のチャンスは終わったのか…」と肩を落としているそこのあなた。
安心してください。実は、株価が高い今こそ、真価を発揮するのが「連続増配株」なのです。
今日は、なぜ私が「今の利回り5%の高配当株」よりも「今の利回り3%の連続増配株」を推すのか、その理由を3つに絞って徹底解説します。この記事を読み終える頃には、あなたの銘柄選びの基準がガラリと変わっているはずです。
1. なぜ「高配当」より「連続増配」なのか?
まず、基本的な定義を整理しましょう。多くの初心者は、証券会社のランキングで「配当利回り1位」のような銘柄に飛びつきますが、そこには大きな落とし穴があります。
| 項目 | 一般的な高配当株 | 連続増配株 |
|---|---|---|
| 現在の利回り | 高い (4%〜6%) | 普通〜低い (1%〜3%) |
| 将来の利回り | 変わらない (減配リスク有) | 年々上昇する (YOC) |
| 株価の動き | 業績悪化で下落しやすい | 成長と共に上昇しやすい |
連続増配株は「利益を成長させ、株主への還元を毎年増やし続けている」という、経営陣の自信の裏付けがあります。
2. 理由①:YOC(買値に対する利回り)が爆上がりする
最大の理由は、将来の利回りである「YOC(Yield on Cost)」の存在です。
例えば、利回り5%の高配当株(増配なし)と、利回り3%だが毎年10%増配する連続増配株を比較してみましょう。10年後、どちらが勝つと思いますか?
▼ 10年後の「買値ベース利回り」シミュレーション
これが「増配の魔法」です。連続増配株は、長く持てば持つほど、あなた専用の「超・高配当株」へと進化していくのです。
【具体例】かつての「お宝銘柄」たちの今
例えば、日本の連続増配の王様である「花王(4452)」や、通信大手の「KDDI(9433)」を10年以上前に買っていた投資家はどうなっているでしょうか?当時の買値から計算した現在の配当利回り(YOC)は、10%を超えているケースも珍しくありません。
3. 理由②:下値耐性が強く、暴落時に強い
サラリーマン投資家にとって最も怖いのは、株価の大暴落ですよね。しかし、連続増配株はこの「防御力」においても非常に優秀です。
なぜなら、「減配しない(累進配当)」という約束や、毎年増配する姿勢そのものが、株価の下支え(クッション)になるからです。
相場が荒れて株価が下がると、配当利回りは相対的に上昇します。連続増配株の場合、「毎年増配するなら、今の株価安すぎない?」と考えた投資家が買い支えるため、業績の裏付けがない高配当株に比べて、株価の戻りが早い傾向があります。
4. 理由③:業績成長がセットになっている
ここが非常に重要なポイントです。 「配当を増やし続けるには、利益も増やし続けなければならない」という大原則があります。
無理をして配当を出している(タコ足配当)企業は、1年や2年は高配当を維持できても、10年、20年と増配を続けることは不可能です。つまり、長期間連続増配できているということは、その企業が「安定して稼ぐビジネスモデル」を持っている証明でもあるのです。
5. 初心者が陥りやすい「罠」とチェックポイント
もちろん、連続増配なら何でもいいわけではありません。以下の3点は必ずチェックしてください。
▼ 罠銘柄を回避する 3つのチェックポイント
40〜60%が理想
右肩上がりが必須
強みがあるか?
6. ゆうすけが注目する「鉄板銘柄」の条件
2026年の今、私が新NISAの成長投資枠で注目しているのは、以下のような特徴を持つ銘柄です。
- 累進配当を明言している: 三菱商事や三井住友FGのように、「減配しません」と公に約束している企業は安心感があります。
- 海外売上比率が高い: 日本国内の人口減少をものともせず、世界で稼いでいる住宅メーカー(積水ハウスなど)や化学メーカー。
- キャッシュレス・ITインフラ: ストック収入が強く、不況でも解約されないサービスを持つ企業。
7. よくある質問(Q&A)
Q:今の利回りが1.5%と低くても、連続増配株を買うべきですか?
A:目的によります。今すぐ生活費を配当で賄いたいなら、3%程度の銘柄を選びましょう。10年、20年後の資産最大化を狙うなら、1.5%でも増配率が高い(毎年15%増配など)銘柄の方が、将来のYOCは高くなります。
Q:新NISAの「つみたて投資枠」でも買えますか?
A:残念ながら、つみたて投資枠は特定の投資信託のみです。個別株の連続増配株投資は「成長投資枠」を活用しましょう。もし投資信託でやりたいなら、「米国増配株式(VIG)」などのETFに連動する投信を選ぶのが近道です。
まとめ:2026年は「増配力」をポートフォリオの核に
いかがでしたでしょうか。目先の「高利回り」は、一見魅力的ですが、それは時として「腐ったリンゴ」かもしれません。私たちが目指すべきは、時間の経過とともに勝手に大きく育っていく「金の卵を産むニワトリ」を育てることです。
- YOCの上昇による将来の超高利回り
- 鉄壁の守備力(下値耐性)
- 業績成長という確かな裏付け
この3つを兼ね備えた連続増配株投資は、忙しいサラリーマンにとって、まさに「放置していても勝てる」最強の投資術の一つです。
まずは、身近な企業の「配当実績」を10年分遡って見てみてください。毎年少しずつ増配している企業の力強さに、きっと驚くはずです。
今回の記事が、皆さんの資産運用の参考になれば嬉しいです!
共に「配当金が雪だるま式に増える世界」を目指して、コツコツ積み上げていきましょう。
【免責事項】
※本記事は、筆者(ゆうすけ)の個人的な見解やシミュレーションに基づき情報提供のみを目的として作成されています。特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。
※記事内で紹介している配当利回りや株価、増配率などのデータは執筆時点のものであり、将来の運用成果を保証するものではありません。
※投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。本記事の内容に基づいて生じた損害等について、筆者は一切の責任を負いません。
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ゆうすけ