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【2024年1月統合予定】 SBIネオモバイル証券×SBI証券 統合前にやっておくべきこと


こんにちは、ゆうすけです。

 

2022年9月に個人投資家界隈でがちょっとザワつくニュースが流れました。

www.sbineomobile.co.jp

 

日本株を1株から買えて、Tポイントでも株が買えるという個人投資家に人気のサービスを提供していた

「SBIネオモバイル証券」通称「ネオモバ」が2024年1月付けで「SBI証券」に吸収統合 されることになったというニュースです。

 

私もネオモバで日本株高配当投資をコツコツと続けてきたので驚きました。

shisan-invest.com

 

そこで今回は私と同じようにネオモバで日本株投資をしていた人が

2024年1月のSBI証券との合併までにやっておくべきことをまとめたのでぜひお読みください!

 

こんな人向けの記事
  • これからもネオモバと同じように1株からの日本株投資を続けたい
  • SBI証券に保有銘柄を移管して投資を継続したい
  • ネオモバがSBI証券と統合されるまでにやっておくことを知りたい

 

 

SBIネオモバイル証券のSBI証券との合併の概要

なぜ合併するのか

SBIネオモバイル証券が発表したニュースリリースによると合併統合の理由は次の通りです。

SBI証券とSBIネオモバイル証券の両社で、若年層・投資初心者から法人のお客さままで多種多様なニーズにお応えし、取引コスト低減およびサービス拡充に積極的に取り組むことのできる体制を強化して、今後もお客さまの資産形成をサポートしていくため、SBI証券を存続会社とする吸収合併方式で、経営統合を行うこととなりました。SBIグループの有するさまざまなリソースを集中させることで、お客さまの最善の利益につなげられるよう、今後とも個人投資家の皆さまの資産形成を支援していきます。

引用元:SBIネオモバイル証券公式サイト

 

つまり要約すると次のような理由と推察できます

ネオモバがSBI証券と合併する理由
  • ターゲット層ごとに会社を分ける必要がなくなった
  • 一社に統合した方がリソース面で効率的である
  • 二重に掛かっていたコストや体制が一つになるので顧客還元もしやすくなる

最近ではSBI証券でも一株から日本株を買えるサービス「S株」を提供してましたから、

グループ内で別会社を持っている意味がほぼ無くなったということでしょう。

これには私も同意です。

shisan-invest.com

 

合併スケジュール

ネオモバとSBI証券の統合は2024年1月を予定しています。

それまでにネオモバ上で取引は徐々に終了していきます。

代表的な取引終了期限は次の通りです。

  • 買い注文:2023年12月27日(水)13:30(予定)まで
  • 売り注文:2023年12月27日(水)13:30(予定)まで
    • ※東証以外の上場銘柄は2023年12月27日(水)10:30(予定)まで
  • 定期買付:2023年8月28日(月)(予定)を設定日とする注文まで
  • 株式の移管出庫:2023年11月末(予定)
  • ひとかぶIPO:既に取扱い終了
  • Tポイント:2023年6月分のサービス利用料のお支払いをもって付与終了
  • 新規口座開設:2022年10月7日(金)夕刻をもって新規申込受付を終了

売買自体は2023年末ギリギリまで可能なようですね。

アプリの使い勝手はSBI証券より断然いいので私はギリギリまでネオモバを利用するつもりです。

 

合併統合まで予定については、ネオモバからスケジュール表も公開されているのでご覧ください。

参照元:SBIネオモバイル証券公式サイト

 

SBI証券と合併で変わること・変わらないこと

SBI証券と統合することで今までのネオモバサービスから変わることと変わらないことを解説します。

変わること

SBI証券との合併統合で変わることは主に次の5つです。

SBI証券との合併統合で変わること
  1. 利用できるサイト・アプリ
  2. 株式の保有口座
  3. Tポイントでの購入
  4. 取引手数料
  5. サービス終了
利用できるサイト・アプリ

これまで使っていたネオモバのアプリやサイトは使えなくなります。

変わりにSBI証券のアプリやサイトを使うことになりますが、SBI証券アプリは個人的にはUI/UXがイマイチなので改善をお願いしたいところ。。。

ネオモバアプリはその点使いやすかったですね。

参考:ネオモバアプリの画面

参考:SBI証券アプリの画面
株式の保有口座

ネオモバはサービス終了になるので保有銘柄は別の口座に移管することになります。

基本的にはSBI証券の総合口座に移管されますが、SBI証券を使いたくない人は統合までにネオモバ口座を閉鎖する手続きが必要です(詳しくは後述します)。

Tポイントでの株式購入

ネオモバでは株式購入にTポイントを1P=1円として使うことが出来ました。

(これがネオモバの大きな魅力でもありましたね…)

しかしSBI証券に統合された後はTポイントを個別株購入に利用することは出来なくなります(2022年11月時点)。

 

以下は公式サイトFAQからの抜粋です。

2022年11月現在、株式の買付にTポイント等を利用いただくことはできませんが、投資信託のスポット買付には、TポイントやPontaポイント等をご利用いただけます。

最新情報はこちらにアップされると思われるので参照ください。

faq.sbineomobile.karakuri.ai

取引手数料

統合後の取引に掛かる手数料は、SBI証券の手数料体系が適用されることになります。

SBI証券で1株ずつ(単元未満株)購入する際の手数料は以下の通りです。

参照元:SBI証券公式サイト

買付時に手数料がかからないので、売却しなければ毎月220円の定額手数料がかかっていたネオモバよりはコストが抑えられそうですね。

サービス終了

ネオモバで利用できた以下のサービスは統合とともに終了します。

  • FX
  • 株式の定期買付
  • ひとかぶIPO

最終取引日などの詳細はネオモバからお知らせが出ているのでご確認ください。

(リンク先の『合併に関する各種取引や商品の取り扱いについて』を参照)

www.sbineomobile.co.jp

 

変わらないこと

保有株式

ネオモバで保有していた株式は全て残ります。

消滅したり強制的に売却されることはありません。

ただし、ネオモバ口座は無くなりますのでSBI証券口座に引き継ぐか、別の証券会社口座へご自身で移管する手続きが必要 です。(SBI証券口座に引き継ぐ方法は後述)

 

1株からの購入

ネオモバを使っていた理由は「日本株を1株から買える」からだったと思います。

この1株購入は、SBI証券に引き継げば継続できます。

既ににも紹介したとおりSBI証券にも「S株」という単元未満株が買える仕組みがある ので1株ユーザーはご安心ください。

shisan-invest.com

 

先述の通り、手数料形態は若干違うのでご注意ください。

 

合併統合までにネオモバユーザーがやっておくべきこと

最後に、2024年1月の合併統合までにネオモバユーザーの人がやっておくべきことをタイプ別でご紹介します。

なお、こちらは株式取引のみ対象としているのでFXご利用の方は別途公式サイトなどをご確認ください。

タイプ別:合併までにやっておくこと

①保有銘柄をSBI証券で継続保有したいけどSBI証券に口座が持っていない人

 ➡何もしなくて大丈夫、だけどSBI証券で口座開設しておくのもアリ

②SBI証券での継続保有したくない人

 ➡ネオモバ口座の閉鎖

③既にSBI証券に口座を持っている人

 ➡SBI証券とネオモバの登録情報を最新化

①保有銘柄をSBI証券で継続保有したいけどSBI証券に口座が持っていない人

この人たちは、特に何もすることはありません笑

なぜかと言うと統合前に自動でSBI証券の口座が新規開設されて、合併日に自動で移管されるからです。

こちらが公式サイトからの発表内容です(2022年12月時点)。

参照元:SBIネオモバイル証券公式サイト

ここに記載がある通り、何もしなくてもSBI証券口座は開設されます。

しかし事前にSBI証券で口座開設しておくのがオススメです。

 

SBI証券では投資情報レポートが読むことができたり、様々なセミナーに参加できたりと投資の学習コンテンツが充実してます。

しかも2024年には移管されるので今のうちからSBI証券での1株取引を始めておくのも良いと思います。

口座開設は無料なのでまずは登録してみてはいかがでしょうか。

SBI証券

②SBI証券での継続保有したくない人

ネオモバでの保有銘柄をSBI証券以外の口座に移管したい方は、ネオモバ口座の閉鎖手続きが必要です。

残念ながらWeb上に手続き方法は掲載されていないので、ネオモバのカスタマーセンターへ連絡して手順をご確認ください。

 

ちなみにSBI証券以外で1株投資ができる大手ネット証券にはマネックス証券があります。

マネックス証券では「ワン株」というサービス名でSBI証券と同様に1株投資ができるので興味がある方はぜひこちらのリンクからチェックしてみてください!

マネックス証券

③既にSBI証券に口座を持っている人

既にSBI証券に口座を保有している人はSBI証券口座のお客様情報(住所・連絡先など)を最新にしておきましょう

公式サイトにもこの通り記載があります。

参照元:SBIネオモバイル証券公式サイト

理由までは書いていませんが、おそらく個人のネオモバ口座とSBI証券口座をマッチングするためだと思います。

SBIグループの情報システム部門が氏名・住所・連絡先が一致する口座同士で保有銘柄を移管させるシステムを作っていると思われるので、自動移管をスムーズにやってほしい人は必ず対応しておきましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか!

今回は、SBIネオモバイル証券がSBI証券と合併統合について概要とやっておくべきことを紹介しました!

 

使いやすかったネオモバが終了してしまうのは寂しいですが、弱肉強食は世の常なので致し方ないですね。

この記事をお読みいただいて、個人投資家の皆さんの「次どうするか」の参考にしていただけたら嬉しいです。

ネオモバがSBI証券と合併する理由
  • ターゲット層ごとに会社を分ける必要がなくなった
  • 一社に統合した方がリソース面で効率的である
  • 二重に掛かっていたコストや体制が一つになるので顧客還元もしやすくなる
SBI証券との合併統合で変わること
  1. 利用できるサイト・アプリ
  2. 株式の保有口座
  3. Tポイントでの購入
  4. 取引手数料
  5. サービス終了
タイプ別:合併までにやっておくこと

①保有銘柄をSBI証券で継続保有したいけどSBI証券に口座が持っていない人

 ➡何もしなくて大丈夫、だけどSBI証券で口座開設しておくのもアリ

②SBI証券での継続保有したくない人

 ➡ネオモバ口座の閉鎖

③既にSBI証券に口座を持っている人

 ➡SBI証券とネオモバの登録情報を最新化

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ゆうすけ

 

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