こんにちは、ゆうすけです。
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今回は投資信託から米国株ETFに乗り換えた話です。
と、言っても実は完全に乗り換えたわけではありません。
つみたてNISAでは引き続き世界株とREITの投資信託を買っています。
では何を乗り換えたのかというと、今まで塩漬けにしていた日本株の投資信託(ひふみ、たわら)とロボアドバイザーです。
先日の日経平均3万円超え記念(笑)に利確して米国株ETFに振り替えます。
そこで今回は、なぜ投資信託&ロボアドが大好きだった僕が米国株しかも高配当ETFを始めたのかをまとめてみました。
・今までなんとなく投資信託を買っていた
・ロボアドバイザーを使ってるけど分配金が手数料に消えている…
・勉強してきたからそろそろ自力で運用をしたい
こんな方にはきっと参考になるのでぜひ読んでみてください!
1.いま株式投資を始めるなら米国株一択
・日本人なんだからやっぱり日本株だよね?
・米国株って英語が読み書き出来ないと難しいよね?
・外国株はリスクが高いよね?
もともとの僕もこんな↑風に思っていて米国株は考えていませんでした。
そんな僕が米国株を始めるきっかけになったのはバフェット太郎さん( @buffett_taro )、エルさん( @leveraged1 )、リベ大両学長( @freelife_blog )の書籍です。
これらの本を読んで、僕が米国株に決めた理由は次の通りです。
・世界の株式時価総額の約40%が米国(2位は日本で7%)
・ここ30年で暴落を何度経験しても右肩上がりを続けている
・株主還元の企業文化が根付いている
・安定的な高収益を出している企業が多い
・金融法制が整っていて市場の透明性が高く自浄作用がある
・企業によるイノベーションが起こりやすく成長性が高い
・人口が今後も増え続ける
一つ一つの細かい中身は上の3冊をぜひ読んでみてくださいね^^
そして米国に投資すべき理由を自分なりに固めました僕でしたが、いざ始めるとなると…
そこで僕は個別株ではなく米国株ETFに投資することにしました。
2.個別株よりもETFを選ぶ理由
・個別株のような手間がかからない
・投資信託と同じくプロが選んだ詰め合わせパックを購入できる
・従来の投資信託よりも市場の流動性と透明性が高い
ETFとはExchange Traded Fundの略で日本語では上場投資信託と言われています。
従来の投資信託と違うのは個別株と同じように株式市場に上場していてリアルタイムで値動きがあり売買されているので流動性が高いです。
他にも、元本を取り崩して配当金を出す「タコ足配当」が法的にが出来なかったり信託報酬(手数料)が安かったりと投資家に優しい(透明性が高い)のが特徴です。
そして個別株のように一社ずつ調べて買う必要がありません。S&P500などのインデックス連動や「全世界」「新興国」などのエリア、「ハイテク」「金融」などの業種別(セクター)などの詰め合わせパックになっています。
だから自分でイチイチ会社を分析などする必要がなく、プロが選んだ会社の詰め合わせパックを自分の好みに合わせて購入するだけで良いんです。
では僕がETFを買うのは初めてか?というと実は3年以上前からETFを買って運用していました。
それがロボアドバイザーです。
3.ロボアドバイザーに頼らず自分でやる
ロボアドバイザーについては過去記事で紹介しています。
投資初心者だった当時の私が「長期・分散・積立」の3拍子にひかれて始めたのがロボアドバイザーのWealthNaviでした。
このWealthNaviが毎月購入してくれていたのがまさにETFだったのです。
こちらがWealthNaviで実際に購入されているETFです。
ETFを少し勉強するといかに堅実かつ優良なETFをWealthNaviが選定していたかが分かりました。
一方で気になり始めたのが手数料です。
WealthNaviの手数料は運用中の預かり資産に対して年間1%かかります。
つまり1000万円を運用していると年間10万円を手数料で引かれるんですね。
さらにETFごとで保有経費も掛かっています。
右も左も分からない初心者だった僕には当時この手数料を払う価値はありました。
なぜなら全自動で世界的に優良なETFを購入してリバランス(資産調整)やDe-Tax(税調整)などもやってくれたからです。
しかし経験を積んで勉強もして資産も増えてきた僕は、ETFを自分で保有する方針転換を決めました。
4.米国株高配当ETF+全世界ETFで長期投資
僕が保有を決めたETFは次の3つです。
SPYD(S&P500高配当株式・ステートストリート)
HDV(米国高配当株式・ブラックロック)
VT(全世界株式・バンガード)
詳しい方であれば「なんだ、やっぱりソレか」という銘柄だと思います^^;
しかし僕は投資に目新しさは不要だと考えています。
なぜなら投資は勝つことよりも負けないことが大事であり、そのためには先人達の知恵や考え方をしっかり取り入れる必要があるからです。
目新しさや斬新さを求めると「短期・集中・ハイリスク」になりやすいんですよね。こういった方針ならばセクター別ETFや個別株を選ぶのが適していると思います。
僕の方針はあくまで「長期・分散・積立」なのでスタートはこの3つでコツコツ行きます。そして2つの高配当銘柄によって将来的な高配当も目指します。
・SPYD →分配利回りが高めでセクター割が堅実
・HDV →SPYDとセクター割が異なるのでリスク分散
・VT →VTIと悩んだけどVTも約60%が米国株なのでエリア分散を加味
正直HDVはVYM(米国高配当株・バンガード)とどちらにするか最後まで悩みましたが、VTでバンガードを組み込むので3社バランスを取りました(笑)
この選択が正しいかどうかは今では分かりませんが、何もやらないことは間違いであることは確かなので知識を付けながら経験していくつもりです。
5.まとめ~軸はぶらさず変化しよう~
今回は僕が、日本株投資信託とロボアドバイザーをやめて米国株ETF投資へと手法を変える話を書きました。しかし僕の軸はあくまで「長期・分散・積立」で変わりはありません。
はい、そうです(笑)。しかし今回の話はあくまで僕のポートフォリオの一部の話です。最初に書いた通り僕はつみたてNISAで世界株とREITに投資していますし、ジュニアNISAでは外国債権を組み入れてます。将来的な不動産投資のために現金預金も継続しています。
投資はあくまで自己責任です。有名人やインフルエンサーが発信する「やり方」に全額投資するようなことはせず、あくまで「考え方」を取り入れるだけに抑えたほうがいいですね。
そして絶えず勉強を続けて、自分のアタマで考えて軸を作っていくことが重要だと僕は考えています。
- 米国市場は将来性があり現状の最適解
- ETFは米国株初心者にとっても始めやすい
- 自分の軸はブラさずに柔軟に変化しよう
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ゆうすけ
子どもを何とか寝かしつけて今日も米国株の勉強。
— ゆうすけ@投資ブロガー/株/仮想通貨/不動産 (@learntoushi) 2021年2月23日
昨日届いたエルさん@leveraged1 の本にて。
やり方よりも考え方を吸収#投資 #米国株 pic.twitter.com/jiF4MQonEm