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【配当投資家必見】新NISAで最強の握力を手に入れる!YOC(取得簿価利回り)の圧倒的メリットと罠

こんにちは、資産運用リーマンブロガーのゆうすけです。
現在は2026年4月。新NISAがスタートしてから2年と少しが経過しましたね。皆さんのポートフォリオの調子はいかがでしょうか?

最近、ブログの読者さんやSNSのフォロワーさんから、こんな悩みをよく相談されます。

「毎日のように株価アプリを見てしまい、含み益が減ると落ち込みます…」
「株価が下がった時に怖くなって手放してしまい、長期保有ができません…」

わかります、その気持ち。特に2024年の夏に起きた歴史的な暴落や、2025年以降の日米の金利動向による相場の乱高下を経験すると、どうしても「今の株価(含み益・含み損)」ばかり気になってしまいますよね。人間の心理として、損失の痛みは利益の喜びの2倍強く感じると言われています。

でも、もしあなたが「配当金」を目的とした投資(高配当株投資や連続増配株投資)を行っているなら、「株価」よりも圧倒的に重視すべき、魔法のような指標があります。

それが「YOC(Yield On Cost:取得簿価利回り)」です。

この指標を知っているかいないかで、長期投資のモチベーション、いわゆる「握力」は劇的に変わります。今日は、株価の上がり下がりに疲れてしまったあなたに向けて、長期投資が圧倒的に楽しくなる「YOC」の魅力と計算方法、そして注意すべき罠まで、徹底的に解説します!

 

1. YOC(取得簿価利回り)とは何か?

YOCとは「Yield On Cost」の略で、日本語では「取得簿価利回り(しゅとくぼかりまわり)」と呼ばれます。
難しそうな言葉に聞こえるかもしれませんが、概念はとてもシンプルです。

「自分が買った時の株価に対して、現在いくらの配当金をもらえているか」を示す指標です。

私たちが普段、証券会社のアプリやYahoo!ファイナンスなどで目にする「配当利回り」は、「現在の株価」に対する利回り(表面利回り)です。しかしYOCは、「自分の買値」を基準にします。ここが最大のポイントです。

表面利回りとYOCの違い(比較表)

指標名 計算の分母 特徴・意味合い
表面利回り
(Current Yield)
現在の株価 日々変動する。これから新規で買う人にとっての利回り。
YOC
(Yield On Cost)
自分の買値 株価が変動しても変わらない。すでに保有している「あなた専用」の利回り。

YOCの簡単な計算式

YOCの計算方法は以下の通りです。

現在の1株あたりの年間配当金 ÷ 自分の1株あたりの取得単価 × 100 = YOC(%)

例えば、あなたがA社の株を「1株1,000円」で買ったとします。その時の配当金が「年間30円」だった場合、利回りは3.0%ですよね。
数年後、A社が順調に利益を伸ばし、配当金を「年間60円」に増配したとします。この時、あなたのYOCはどうなるでしょうか?

【60円 ÷ 1,000円(あなたの買値) × 100 = 6.0%】

そう、あなたにとっての利回りは6.0%に跳ね上がっているのです!
仮にこの時、A社の株価が値上がりして2,000円になっていたとしましょう。証券会社の画面に表示される表面利回りは「60円 ÷ 2,000円 = 3.0%」のままです。これから新規で買う人にとっては3.0%の株ですが、昔1,000円で買ったあなたにとっては、実質的に6.0%の超高利回りマシーンになっている、ということです。

2. なぜYOCが長期投資のモチベーションを爆上げするのか?(メリット)

私がブログやSNSで口酸っぱく「YOCを意識しよう」と言うのには、明確な理由があります。YOCには、投資家のメンタルを安定させ、長期投資を成功に導く絶大なメリットがあるからです。

メリット①:株価の上下に一喜一憂しなくなる

株価は、企業の業績だけでなく、マクロ経済(金利や為替)、政治のニュース、時には投資家の気分(パニック)で日々変動します。これをコントロールすることは不可能です。
しかし、優良企業の「配当金」は、株価ほど乱高下しません。むしろ、累進配当(減配しない)を宣言している企業であれば、配当金は維持されるか、増えていきます。
YOCに注目していると、「株価が下がっても、私の買値に対する利回り(YOC)は下がっていないし、配当金はしっかり入ってくるから大丈夫」と、どっしり構えることができます。

メリット②:「育てる楽しさ」を実感できる

RPGゲームでキャラクターのレベルを上げるように、長期投資では「自分のYOCが育っていく」過程を楽しむことができます。
企業が毎年増配(配当金を増やすこと)をしてくれれば、あなたが何もしていなくても、YOCは勝手に上がっていきます。これは「金の卵を産むニワトリ」が、年々大きく成長して、より大きな卵を産んでくれるようになる感覚です。

メリット③:最強の「握力」が手に入る

長期投資における最大の敵は、暴落時の恐怖による「狼狽売り(パニック売り)」と、少し値上がりした時の「早すぎる利確」です。
しかしYOCが5%、8%、10%と育ってきた銘柄を手放す気になれるでしょうか?「こんなお宝銘柄、絶対に手放したくない!」という最強の握力(保有し続ける力)が自然と身につきます。

3. 【驚愕のシミュレーション】10年・20年保有でYOCはどう化ける?

「増配って言っても、せいぜい数円でしょ?」と思っている方のために、連続増配株を長期保有した場合の「YOCの化けっぷり」を具体的な数字でシミュレーションしてみましょう。

【シミュレーション条件】
・投資元本:100万円(株価1,000円で1,000株購入)
・購入時の初期配当利回り:3.0%(年間配当金3万円)
・年間増配率:毎年7%ずつ配当金が増えると仮定

この条件で放置した場合、配当金とYOCはどう推移するでしょうか?

▼ YOC(取得簿価利回り)の成長シミュレーション

1年目:配当金 30,000円 / YOC 3.00%
3.0%
5年目:配当金 約39,300円 / YOC 3.93%
3.9%
10年目:配当金 約55,000円 / YOC 5.50%
5.5%
15年目:配当金 約77,300円 / YOC 7.73%
7.7%
20年目:配当金 約108,500円 / YOC 10.85%
10.85%!!

いかがでしょうか。
買った当初は平凡な利回り3.0%だった株が、20年後には「投資元本に対して毎年10%以上(10万円以上)のキャッシュを生み出す」超絶高配当マシーンに化けました。

もちろん、これはシミュレーションですが、日米の優良な連続増配株(例えば米国のジョンソン・エンド・ジョンソンや、日本のNTT、三菱商事など)を長期保有しているベテラン投資家の中には、YOCが10%や20%を超えている人がゴロゴロいます。これが、「時間を味方につける」長期投資の最大の醍醐味なのです。

4. 初心者が陥りやすい!YOC投資の失敗事例とデメリット

ここまでYOCの素晴らしさを語ってきましたが、もちろん万能ではありません。YOCを意識するあまり、初心者が陥りやすい罠(デメリット)も存在します。ここを理解しておかないと、大きな痛手を負うことになります。

罠①:「初期の高配当すぎる銘柄」に飛びつく罠

「最初から配当利回り6%の株を買えば、YOCもすぐに高くなるじゃん!」と考えるのは危険です。
市場平均から異常にかけ離れた高配当は、「株価が暴落している(業績悪化などのリスクがある)」結果として表面利回りが上がっているだけの「罠銘柄」である可能性が高いです。そうした銘柄は、その後に「減配(配当を減らすこと)」を発表しやすく、結果的にYOCもガタ落ちしてしまいます。初期利回りは3%前後でも、「将来にわたって増配し続ける力があるか」が最も重要です。

罠②:YOCへの執着で「損切り」ができなくなる罠

これがYOC投資の最大のデメリットかもしれません。
「せっかくYOCが育ってきたから」という理由だけで、業績が構造的に悪化し、ビジネスモデルが崩壊しかけている企業の株を握りしめ続けてしまうケースです。YOCは過去の買値に基づく「自分だけの指標」であり、市場の評価(現在の企業の価値)ではありません。企業が減配を発表したり、稼ぐ力を根本的に失ってしまった場合は、過去のYOCに固執せず、冷酷に売却(損切り・利確)する判断も必要です。

5. 実践編!YOCを爆上げするための「銘柄選びの3箇条」

罠を避け、将来のYOC10%超えを狙うためには、どのような銘柄を選べばよいのでしょうか。私が実践している3つの基準を紹介します。

第1条
累進配当・連続増配の実績と方針があるか
過去の配当推移を確認し、不況時でも配当を減らさず、増やし続けているかチェック。累進配当宣言企業は狙い目です。
▶︎
第2条
EPS(1株当たり利益)が右肩上がりか
配当の原資は「利益」。EPSがしっかり右肩上がりで成長しているかどうかが、持続可能な増配の絶対条件です。
▶︎
第3条
暴落時(株価が安い時)に仕込む勇気
YOCの分母は「取得単価」。〇〇ショックのような暴落時こそ、YOCを爆上げする最強の仕込み時(バーゲンセール)です。

6. よくある質問(Q&A)

ブログ読者さんからYOCについてよく頂く質問をまとめました。

Q1: つみたて投資枠で買っている投資信託でもYOCは使えますか?
A1: 基本的に使えません。
私たちがメインで積み立てている「eMAXIS Slim 全世界株式」などの優良な投資信託は、配当金を投資家に支払わず自動で再投資します。現金が手元に入ってこないため、YOCの概念は当てはまりません。インデックスファンドは「基準価額の上昇」を狙い、個別株やETFで「YOCの成長」を楽しむという使い分けがおすすめです。
Q2: 証券会社のスマホアプリで、自分のYOCは確認できますか?
A2: 自動計算されないことが多いです。
多くの証券アプリでは「現在の表面利回り」しか表示されません。私は、Excel(スプレッドシート)や、配当管理専用のスマホアプリを使って、自身の買値と最新の配当金を入力し、YOCを自己管理しています。
Q3: YOCが目標(例:10%)に達したら、利益確定で売るべきですか?
A3: 業績が順調なら売る必要は全くありません!
YOCが10%ということは、投資元本に対して毎年10%の不労所得を生み出してくれる最高の資産に育ったということです。企業の稼ぐ力が衰えたり、減配がない限り、金の卵を産むニワトリは手元に置いておきましょう。

まとめ:YOCはあなただけの「投資の勲章」

本記事のまとめ

  • YOC(取得簿価利回り)は「自分の買値」に対する現在の利回り。
  • 株価の上下に振り回されず、長期保有の「最強の握力」が手に入る。
  • 優良な連続増配株を長期保有すれば、将来YOCが10%〜20%に化けることも!
  • 表面的な「罠の高配当」には手を出さず、EPSの成長暴落時の買い向かいがカギ。

いかがでしたでしょうか。
毎日の株価(含み益・含み損)は、他人と同じ数字であり、市場の気まぐれで簡単に変わってしまいます。

しかし、YOCは違います。
あなたがその企業を信じて資金を投じた「買値」と、企業が成長して報いてくれた「配当」から計算される、「あなたと企業が共に歩んできた歴史」そのものです。それは、長期間手放さずに保有し続けた投資家だけが手に入れられる「投資の勲章」と言えるでしょう。

2026年現在、相場の波は依然として荒いですが、株価の上下に疲れた時は、そっと自分のExcelを開いて「YOC」を確認してみてください。きっと、「よし、もう少し握力強めで持っておこう」と、心がスッと軽くなるはずです。

焦らず、じっくりと、あなただけの「高YOC銘柄」を育てていきましょう!
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ゆうすけ


※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。
※参考文献(2026年時点の一般的な金融・経済知識に基づく解説です):
金融庁: 投資の基本体系 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/knowledge/index.html
※本記事の構成および文章作成の一部にはAIツールを活用し、ゆうすけが監修・編集を行っております。