こんにちは、ゆうすけ(@learntoushi)です。
近ごろ再び×4くらいに仮想通貨(暗号資産)の市況が高騰していますね。
マネーフォワードMEで資産が爆増してると思ったら、原因はイーサリアム $ETH でした pic.twitter.com/TIWqgQLDGC
— ゆうすけ@投資ブロガー/株/仮想通貨/不動産 (@learntoushi) 2021年8月7日

こう思っている人も沢山いるのではないでしょうか??
そこで今回は仮想通貨取引の始め方をサクッと紹介します!
ちなみに僕は2017年から5年間くらい仮想通貨投資を続けているのでけっこう長期投資家かなと自負しています。
・仮想通貨投資にチャレンジしたい
・仮想通貨取引の始め方が良く分からない
・仮想通貨をどの取引所で買おうか迷ってる
仮想通貨(暗号資産)ってなに?
まずは仮想通貨(=暗号資産)についてカンタンに解説します。
・Webのプログラム上に存在する電子的な通貨・資産
・ブロックチェーンというセキュリティの高いプログラム上に記録されている
・国や中央銀行など発行主体がない
・主に「取引所」で日本円など法定通貨と交換できる
・外国為替取引と同じように24時間365日取引が行われている


仮想通貨が動いているブロックチェーンと取引所が仮想通貨を保管している「ウォレット」と呼ばれるシステムは別モノと考えてもらっていいです。
この「ウォレット」にハッキングして仮想通貨を盗む、といった事件は過去に何度も発生しているので注意が必要ですね。
この後の注意事項にもくわしく書きます。


通貨=お金っていうのは通常、国や中央銀行(日本で言えば日本銀行)のような発行主体が必ずあります。
ただの紙キレにすぎないお金でモノが買えたりサービスを受けられるのは
「お金を発行している国や中央銀行が紙キレに価値を付けてくれる」
という信用がウラにあるからです。
(昔は通貨を銀行に持っていけば金=GOLDと交換できるという信用力で通貨に価値を持たせる金本位制でした)
しかし仮想通貨はどこかの国が発行したお金ではありません。
なので国の破綻や戦争、クーデターなどで価値がゼロになるとった国家的なリスクがないんですね(相場による価値下落リスクはありますが)。
さらに銀行みたいな特権的な管理機関を使わずに、個人と個人で送金や振込ができるので超スピーディかつ低コストで取引ができるんです。
これが非中央集権(De-centerization)という仮想通貨やブロックチェーンの大もとの考え方です。


仮想通貨の取引所はインターネット上でサービスを提供しています。
プログラム上の通貨なので全てインターネットで完結できるというワケですね。
ちなみに取引所はあくまで仮想通貨の「取引」ができる会社なので仮想通貨の発行主体ではありません。
(株で言えば東京証券取引所のような、あくまで取引ができる場所)
ただし最近では取引所が独自の仮想通貨を発行しているケースも多いです。
値動きが激しく一部の人たちの間では騒がれていますが非中央集権ではないので僕は買いません。
取引は世界中で24時間365日やっているので常に値動きがあります。
よく「寝て起きたら資産が増えてた(減ってた)」と言われるのはこれが理由ですね。
仮想通貨取引のリスクと注意事項
仮想通貨取引にはうまくいけば儲けられる一方で大きなリスクがあります。
これらのリスクを十分に理解し、納得した上で、何があっても自己責任でできる人だけ始めるのがいいでしょう。
①値動きが激しい
②取引所がハッキングされるリスクがある
③儲けには税金がかかる
①値動きが激しい
仮想通貨は株やFXと比べても値動きがかなり激しいです。
一日で2倍なんてこともあり得ますし逆に半減することもあり得ます。
最近では $Titan という仮想通貨が一晩で35億分の1にまで暴落したという「事件」もありました。
1日で35億分の1の価格に大暴落した暗号資産「TITAN」では一体何が起きているのか? - GIGAZINE
このように短期間で資産がほぼ0になるリスクもあることを重々に分かった上で取引することをおすすめします。
②取引所がハッキングされるリスクがある
仮想通貨そのものはブロックチェーンという仕組みの上で動いています。
このブロックチェーンは暗号技術と「チェーン」によって一度登録されたデータの改ざんが極めて困難になっています。
だから仮想通貨そのものはセキュリティが非常に高いと言えます。
しかし仮想通貨取引所のシステムはブロックチェーンは別で動いています。
2018年には取引所のコインチェック社がハッキングされて580億円もの$XEM という仮想通貨を盗まれました。
コインチェック、消えた580億円の仮想通貨 | Biz Clip(ビズクリップ)-読む・知る・活かす
しかし、だからといって
「仮想通貨の価値が無くなる」
「仮想通貨は危険」
とはならないんですよね。
この事件を普通の通貨=日本円に例えれば
預金を保管していた●●銀行に強盗が入って580億円が盗まれた
という事件と同じことです。
銀行強盗の事件が起きたからといって
「日本円は危険だ!日本円は価値がない!」
とはならないでしょう。
あくまで「銀行の警備が甘かった」となるだけです。
だから仮想通貨取引を始める時は
取引所の警備=セキュリティ
がしっかりしているかを見るようにしましょう。
③儲けには税金がかかる
もし仮想通貨取引で利益がでたらしっかりと税金がかかります。
サラリーマンならちゃんと確定申告をして税金を追加して支払わないといけません。
法律上、仮想通貨取引の利益は「雑所得」という分類になります。
「雑所得」は総合課税といって、ほかの所得との合計額によって税率が決まります。
所得ごとの税率はこちらの表を参考にしてください。
例えば…
会社からの所得 500万円
仮想通貨での利益 5000万円
所得の合計 5500万円
税率 45%
収める税金 2475万円
このように会社からの給料が500万でも、仮想通貨で5千万円も儲けてしまうと2475万円もの税金を払わなければなりません。
「億りびと」なんて流行語がありましたが仮想通貨で1億円の利益を出したら半分近くは税金で持ってかれます。
必ず儲けられるワケではありませんが税金のことは理解しておいた方がいいでしょう。
仮想通貨取引の始め方
それではメインの「仮想通貨取引の始め方」を順番に説明します。
① 買いたい仮想通貨の銘柄を選ぶ
② ①で選んだ銘柄を買える取引所を選ぶ
③ 口座開設をする
④ 入金する
⑤ 銘柄を買う
① 買いたい仮想通貨の銘柄を選ぶ
まずは自分で買いたい仮想通貨の銘柄を選びます。
銘柄選びはその人の好みや投資方針によるのでしっかり方針を決めて情報収集しましょう。
「あの人が買っているから」
「SNSで儲かると話題になってたから」
と他人まかせで銘柄を選ぶと100%痛い目にあいます。
自分で「なぜその銘柄を買うのか」をよーく考えましょう。
仮想通貨取引はハイリスクなのでこの答えが出るまで勉強してから買うことをおすすめします。
② ①で選んだ銘柄を買える取引所を選ぶ
①で銘柄を選んだら、その仮想通貨を買える取引所を選びます。
それぞれの取引所はこの世の全ての銘柄を扱っているわけではありません。
銘柄によっては日本の取引所では買えないモノもあります。
一方でビットコインやイーサリアムといった主要銘柄はどこでも買えるので取引所を選ぶ必要はないですね。
ちなみに僕の使っている取引所はbitFlyer、コインチェック、GMOコインの3つです。
昔はZaifも使ってましたが今は保有用に持っているだけで取引では使っていません。
③ 口座開設をする
口座開設は昔は紙でのやり取りが必要でしたが最近はネットで完結します。
法律で本人確認が義務付けられているので免許証などの身分証を写真で撮影してアップロードする必要があるケースが多いです。
早ければ1日くらいで口座開設できる取引所もあります。
僕も昨年開設したGMOコインは丸1日程度で口座開設が出来ました。
ビットフライヤーやコインチェックを開設した2017年はまだ紙が残っていたので2週間近くかかりましたが、今はもっと早く開設できるようです。
④ 入金する
口座開設が出来たら入金します。
手持ちの銀行口座からの振込がメインの方法ですね。
相性がいいのはネット銀行です。
住信SBIネット銀行やPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の口座を持っているとスムーズに入金が出来ますね。
ちなみに初めて仮想通貨取引する人は少額からスタートすることをおすすめします。
「もしゼロ円になっても困らない」と断言できる資金から始めるようにしましょう。
リアルにゼロ円になる可能性がありますからね…
⑤ 銘柄を買う
入金できたら最後に銘柄を買います。
今の相場価格にたいして手持ち資金で買える単位で購入できます。
中にはFXのようにレバレッジを利かせられる取引所もありますが初回は絶対に使わないようにしましょう(使うなら全て自己責任で)
株式のように「成行」や「指値」を選んで買うことができます。
買いたい価格がある人は「指値」を選んで価格がハマるまで待ちましょう。
これで仮想通貨取引の始められますね!お疲れさまでした!
おすすめの仮想通貨取引所3選
最後に僕のおすすめの仮想通貨取引所を3つ紹介します。
①bitFlyer
bitFlyer(ビットフライヤー)- 暗号資産(仮想通貨)の購入/販売所/取引所
仮想通貨取引所のパイオニア的存在がこのビットフライヤーです。
最近では積立サービスも始めて初心者が仮想通貨投資を始めやすい環境を整えていますね。
ブロックチェーンという技術そのものも事業として展開していて僕はひそかにIPOしてくれることを楽しみにしています笑
②コインチェック
2018年に580億円の流出事故を起こしたコインチェックですがサービス自体は優秀です。
取り扱っている銘柄も豊富でアプリの画面やUIも使いやすいです。
事件の後に大手証券のマネックスグループ傘下に入ってセキュリティ強化を進めているので僕はたいして心配はしていません。
とはいえリスクはゼロではないので全額コインチェックに預けるようなこともしないですね。
③GMOコイン
直近で口座開設をしたのがこのGMOコインです。
GMOという大手資本の傘下で信頼感があるし、なんといってもアプリが使いやすい点が良かったです。
ただし取扱い銘柄数がビットフライヤーとコインチェックに比べると少ないのでマニアック銘柄を狙う人には不向きですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
今日は仮想通貨取引の始め方について解説しました。
この記事を読んでいただければ仮想通貨取引をスムーズに始めることができます。
しかし、仮想通貨取引はハイリスクな投資なので自分でしっかり勉強してから始めることをおすすめします。
僕もいまでもCoinPostなどのメディアから情報収集は欠かさないようにしています。
今後も仮想通貨に関してはブログで発信していきますので
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ゆうすけ
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