こんにちは、ゆうすけです。
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2024年にスタートする「新NISA」に向けて、各社から低コストな投資信託が発売されていますね。
しかも2023年4月頃からの「ChatGPT相場」による急激な株価上昇で米国のNASDAQ市場に連動する投資信託が続々と出てきています。
私は米国市場、特にハイテク銘柄が暴落し始めた2022年の前半から
と確信してNASDAQ100連動ファンドを積立ててきました。
今回はそんな私が選んだ
おすすめの「米国NASDAQ100連動」投資信託2本
を紹介します!
- 新NISAに向けて購入する投資信託を考えておきたい
- 米国のハイテク銘柄に投資したい
- ダウ平均やS&P500よりもリスクを取って投資したい
※本記事は特定の銘柄への投資を推奨するものではありません
※本記事に掲載されている銘柄への投資による発生した損失に関して当方では一切責任は負いかねます
※投資は自己責任であることを理解されている方のみお読みください
NASDAQ100ってなに?
NASDAQ100とは、
米国のNASDAQ市場に上場する銘柄のうち、時価総額の大きいトップ100銘柄をピックアップした株価指数のことです。
ここ5年間では、代表的な米国の株価指数であるダウ平均やS&P500よりも好パフォーマンスを出しています。
NASDAQ市場についての説明や、NASDAQへの投資に関するメリットデメリットは
こちらの過去記事に詳しく書いてあるのでぜひお読みください!
おすすめのNASDAQ100連動 投資信託2選
前回は2022年5月におすすめのNASDAQ100連動投資信託を紹介しましたが、
そこから1年ちょっとの2023年8月までに、
新たに2本の低コストNASDAQ100連動投資信託が発売されました!
- ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
- SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド
従来のNASDAQ100連動投資信託では、コストの大部分である運用管理費用が0.4%台でした。
(記述の過去記事で紹介している投資信託は0.41%~)
それが、これから紹介する投資信託では、なんと、、、
0.2%台と一気に半分までコストダウンされたのです!!!
私もさすがにこれは0.41%だったPayPay投信から乗り換えました笑
この時から保有投資信託が少し変わりました。
— ゆうすけ@投資ブロガー/株/仮想通貨/不動産 (@learntoushi) 2023年6月3日
out
PayPay NASDAQ100
in
ニッセイNASDAQ100
Tracers配当貴族
メインクレカを三井住友カードプラチナプリファードに変えて、月50000円を↑の投信で積み立ててます。
前から使ってた楽天カードはつみたてNISA専用。 https://t.co/MKdJvJZMYe
それではこの2本の投資信託を詳しく紹介します。
ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
- 委託会社:ニッセイアセットマネジメント
- 運用管理費用(信託報酬):0.2035%
- 監査費用:0.0011%
- 販売会社:auカブコム、SBI証券、楽天証券、マネックス、松井証券
- 新NISA:つみたて枠× 成長投資枠○(2024年1月1日現在)
日本生命グループの運用会社が2023年4月に発売しました。
このファンドの発売が発表されたときは衝撃的でしたね~
まさに目と耳を疑ったんですが、委託会社は既に優良な低コスト外国株式ファンドを運用しているニッセイだったので安心感がありました。
私も発売と同時に当時1年ほど毎月積立していたPayPay投信のNASDAQ100ファンドを売却して乗り換えました。
それと同時に「生成AI祭り」がスタートしたおかげで基準価額も純資産額も上昇しています。
最近は再びの円安でさらに資産額は増えていますね。
投資信託の詳しい最新情報はぜひ公式サイトからご確認ください!
SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド
さて、ニッセイの激安ファンドに対抗してきたのがSBIグループです。
- 委託会社:SBIアセットマネジメント株式会社
- 運用管理費用(信託報酬):0.2388%
- 監査費用:運用管理費用に含む
- 販売会社:SBI証券
- 新NISA:つみたて枠× 成長投資枠○(2024年1月1日現在)
このSBIのNASDAQ100ファンド(通称:SBI・QQQ)は、記事執筆時点では未発売で、
8月14日募集開始して、8月23日に設定・運用を開始する予定です。
詳しくは⇩の公式リリースも参照ください!
ニッセイNASDAQとの違いはとしては
・やや手数料が高め
・販売会社がSBI証券だけ(ニッセイは大手ネット証券5社)
・投資対象がQQQという米国のNASDAQ100連動ETF(ニッセイは自前のマザーファンド)
この3点です。
ニッセイはほぼ全てのネット証券で買えるので有利ですね。
ただSBI・QQQも8月発売後に徐々に増えていくとは思います。
※2024年1月時点ではSBI新生銀行も販売会社に加わりましたがネット証券は増えていません
コストについてはQQQ自体が信託報酬0.20%なのでSBI・QQQはこれに自社の手数料を上乗せせざるを得ません。
だから0.23%台というのはギリギリ、言い方を返ればこれ以上は下げられないのではないかなと思います。
2本の比較
紹介した2本の比較は次の通りです! ※2024年1月1日更新
ニッセイNASDAQ | SBI・QQQ | |
---|---|---|
コスト料率 | 0.2046% | 0.2388% |
純資産額 |
約226億円(23年11月時点) | 約12億円(23年11月時点) |
販売会社 | 大手ネット証券5社 | SBI証券、SBI新生銀行 |
投資対象 | 自前のマザーファンド | インベスコQQQ(米国ETF) |
新NISA | 成長投資枠のみ○ | 成長投資枠のみ○ |
2024年1月時点のデータだと純資産額で10倍近い差がついています。
SBI・QQQは手数料が高めなのに販路がSBIグループだけで買いづらいのがイタイですね。
手数料は既述の通り逆転は難しいので大手ネット証券に解禁するか、SBI証券内で0.05%くらいの投信マイレージ(ポイント還元)対象にしないと厳しそうな気がします
ちなみに2024年1月時点の投信マイレージ還元率は0.022%なので差し引いても0.2168%でニッセイに負けてます。
気を付けたいのが、
両方とも現行つみたてNISAの対象からは外れています (2023年7月末時点)。
これはNASDAQ100指数が金融庁の定めるつみたてNISA基準に合致していないためだと推測されます。
つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています
手数料は他と比べて遜色ない水準まで下がってきましたが、
投資銘柄数が100だったり、過去30年で見るとドットコムバブルなどで価格が不安定な時期があったりするので、
金融庁が認めるまではもう少し時間が掛かるかもしれません。
そのため、
2024年からの新NISAでNASDAQ100への投資を検討している方は
「積立投資枠」ではなく「成長投資枠」での投資になる 可能性が高いです。
※2024年1月更新
両方とも新NISAの成長投資枠で投資可能となりました!
つみたて投資枠では購入できないので私も成長投資枠で「ニッセイNASDAQ100」を引き続き積み立てていく予定です。
ちなみにつみたて枠は「王道」のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
今回は2023年版の最新 超低コストのNASDAQ100連動投資信託を2本紹介しました!
- ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
- SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド
2024年1月時点の比較
ニッセイNASDAQ | SBI・QQQ | |
---|---|---|
コスト料率 | 0.2046% | 0.2388% |
純資産額 |
約226億円(23年11月時点) | 約12億円(23年11月時点) |
販売会社 | 大手ネット証券5社 | SBI証券、SBI新生銀行 |
投資対象 | 自前のマザーファンド | インベスコQQQ(米国ETF) |
新NISA | 成長投資枠のみ○ | 成長投資枠のみ○ |
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ゆうすけ
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