こんにちは、ゆうすけです。
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今回は憧れの配当収入が得られる米国の高配当ETFについて紹介します!
①投資でキャッシュフローを増やしたい
②株価の成長だけでなくインカムゲインも欲しい
③高配当銘柄を探すのは面倒だからファンドが知りたい
米国高配当ETF投資の目的はインカムゲイン
これまでブログで紹介してきた通り投資の王道はインデックスファンドという僕の考えに変わりはありません。
そんな僕も実は高配当ETFにはガッツリ投資をしています。
高配当株の魅力はやっぱり「配当金」ですね。
インデックス投資の目的は長期の市場成長による株価の上昇=「キャピタルゲイン」です。
一方で高配当株投資は資産から生まれる配当金=「インカムゲイン」を得るという目的の違いがあるんです。
僕は人生におけるおカネの問題を解決することを目的に投資をやっています。
そのためには会社以外から収入のある状態がある程度必要なんですよね。
この状態は「キャピタルゲイン」だけでなく「インカムゲイン」があると早く実現できるので僕は高配当ETFにも投資しています。
個別株ではなくETFを買う理由は「時短」
これは僕も考えました。
実際にバフェット太郎さん(@buffett_taro)やエルさん(@leveraged1 )の本も読んで高配当の個別株投資も検討しました。
ただ本業もあり、育児もあり、ブログでの発信もしているので時短できる部分は時短したい…
だから勉強して個別株とETFを徹底的に分析した結果、自分は高配当ETFに投資することにしました。
当時の経緯などは過去にブログでも書いているのでお時間があればぜひ読んでください!
米国高配当ETFを選ぶ3つの基準
高配当ETFに投資する、と決めたらあとは「何を基準にETFを選ぶか」を考えて銘柄をリサーチしまくりました。
選んだ基準は次の3つです。
・配当利回り
・配当実績
・セクター分散
結果として選んだのは米国の高配当ETF×4本でした。
ちなみに日本にも高配当ETFってあるんですけどイマイチなんですよね…(長くなるので詳細は割愛しますが)
では、3つの基準についてカンタンに解説していきます!
配当利回り
配当利回りとは「投資額に対して支払われる配当金の比率」のことです。
配当利回り(%)=1株当たりの配当金÷1株当たりの購入額
例えば、100円で買った株から10円の配当金が出たら配当利回り10%になります。
高配当株と言われる利回りは3~5%程度 と言われています。
このレンジ(範囲)に入っているかどうかが一つ目の基準にしています。
ただし、直近は株高なので短期では下回っている銘柄もあるのでご注意ください。
配当実績
これまでちゃんと配当金を払ってるか?をシンプルにチェックしています。
ここで日本株ETFは脱落していった感じですね~
企業文化として「株主還元」の意識が日本企業は弱いので、業績が悪いとカンタンに減配(配当金を減らすこと)するんです。
一方で米国は株主還元意識が強く、高配当ETFも安定していて実績十分だったということです。
セクター分散
ETFの配当金は構成銘柄の配当金実績に比例するので、企業の業績が悪いと配当が下がります。
なので、セクター(業界)が分散されていることが安定した配当金には大事な要素なんですよね。
例えば「旅行・観光」セクターの高配当企業に集中投資していると、今回のコロナ禍のような不景気が来たら減配や無配になりかねないわけです。
だから観光や飲食のような景気の影響を受けやすいセクターから、消費財やITなど受けにくいセクターまで幅広く分散されているかがとても重要になってきます。(ここも日本のETFは弱い…)
これら3つの基準から僕が選んだ高配当ETF4選を次に紹介していきます!
おすすめの米国高配当ETF 4選
①SPYD - SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF
②HDV -iShares Core High Dividend ETF
③VYM - Vanguard High Dividend Yield ETF
④DEW - WisdomTree Global High Dividend Fund
※こちらに記載している数値やチャートは2021年6月時点のものです
SPYD
運用会社 | ステート・ストリート |
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配当利回り | 4.75% |
配当履歴 (2020年) |
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セクター構成 |
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手数料率 | 0.07% |
SPYDは言わずと知れた米国高配当ETFの代表です。
2021年6月現在の配当利回りは紹介している4つの中でも最も高い4.75%と「おトク」な銘柄になっています。
僕もイチバン保有しているのはSPYDですね。
特徴としてはセクターに「不動産」がある点でこれは他のETFでは見られません。
個人的に不動産は好きなのでSPYDを選ぶ理由の一つでもあります。
HDV
運用会社 | ブラック・ロック |
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配当利回り | 3.61% |
配当履歴 (2020年) |
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セクター構成 |
参照元:ブラックロック公式サイト |
手数料率 | 0.08% |
HDVは世界最大の資産運用会社ブラックロックの高配当ETFです。
生活必需品という景気に左右されにくいセクターがトップで、更にエネルギーやヘルスケアといった手堅いセクターが保有上位です。
手堅いセクターはライバルが少ないので利益独占→高収益→配当という良い流れが生まれて安定した配当金になりやすい特徴があります。
VYM
運用会社 | バンガード |
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配当利回り | 2.83% |
配当履歴 (2020年) |
|
セクター構成 | 参照元:バンガード公式サイト |
手数料率 | 0.06% |
VYMも高配当ETFとしては日本でも有名ですね。
最近ではSBIグループがこのVYMをマザーファンドにした投資信託を「SVI・Vシリーズ」から発売したことでも話題になりました。
ちなみにバンガード社は日本法人を解散してしまったので公式情報が全て英語に…ツライ( ノД`)
DEW
運用会社 | ウィズダム・ツリー |
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配当利回り | 2.69% |
配当履歴 (2020年) |
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セクター構成 | 参照元:Wisdom Tree公式サイト |
手数料率 | 0.58% |
DEWはあまり日本では聞きなれない「ウィズダム・ツリー」という運用会社の高配当ETFです。
配当実績も十分にあるんですが手数料が他の3つと比較するとかなり高めです。
直近では配当利回りも落ちてきているので今から高配当ETFを始める方は選ばなくても良い銘柄ですね。
結局どれに投資すればいいのか?
こう思った人も多いでしょうから参考までに僕が保有している2銘柄とその理由を紹介しますね。
SPYD:高利回りで不動産セクターにも投資
HDV:ユニークなセクター構成で高い分散効果
この2本を選んだ理由はズバリ「セクター分散」です。
まず、DEWは手数料がずばぬけて高かったので除外しました。
次に残ったSPYD・HDV・VYMの3本を分析した結果、SPYDとVYMはセクター構成が似ていることが分かったんです。
似ているセクター構成のETFを買うよりは分散をさらに効かせるために不動産セクターのあるSPYDを選んだというワケです。
そしてユニークなセクター構成のHDVと組み合わせた結果がSPYD×HDVの2本を選びました。
※この銘柄選定はあくまで僕個人の見解と判断によるものなので、ご自身の銘柄選定はあくまで自己責任でお願いします
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
今回はおすすめ高配当ETFと僕自身が投資している銘柄まで紹介しました。
実際に高配当ETFへの投資を始めるなら僕も使っている SBI証券 がおすすめです。
こちらの関連記事で詳しい手順を書いてあるのでぜひお読みください!
今回紹介した4つの高配当ETFがこちらです。
①SPYD - SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF
②HDV -iShares Core High Dividend ETF
③VYM - Vanguard High Dividend Yield ETF
④DEW - WisdomTree Global High Dividend Fund
この中から自分にあった高配当ETFを選んで、憧れの配当収入を得て経済的な自由への一歩を踏み出しましょう!
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ゆうすけ