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【2022年6月版】S&P500連動の投資信託を徹底比較【長期・分散・つみたて】


こんにちは、ゆうすけです。

 

今回は米国株の人気インデックスであるS&P500に連動する投資信託を紹介します!

 

私は毎月のつみたて投資で米国株中心の投資信託を買っていて、そのなかの一つがS&P500に連動した投資信託です。

 

最近は日本の個人投資家にもS&P500連動の投資信託が人気あって、資産流入額ランキングでも上位に入っていますね。

参照元:モーニングスター

そこで今回は日本で買えるS&P500連動型の投資信託を5つ取り上げます。

投資に必要な情報をまとめて比較した上で、私のおすすめファンドまで紹介するのでぜひ最後までお読みください!

 

こんな人向けの記事
  • つみたてNISAで購入するインデックスファンドを選んでいる
  • S&P500に連動した投資信託が沢山ありすぎてどれを買えばいいか分からない
  • そもそもS&P500連動のインデックスファンドってなに?

※本記事では特定の銘柄を紹介していますが、投資はあくまで自己責任でお願いします

 

 

S&P500ってなに?

S&P500とは、米国のニューヨーク証券取引所とナスダック市場に上場している企業から選ばれた代表的な企業約500社のことです。

この500社の株価をもとに算出される株価指数(インデックス)のことを「S&P500種指数」と言います。

米国の金融サービス会社である「S&Pグローバル」が運営するS&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が選定し、指数の算出も行っています。

 

S&P500は本来選ばれた500社の企業のことを指しますが、

最近では指数(インデックス)そのものを指すことも多いですね。

 

500社のうち時価総額上位の企業がこちらです。

参照元:Yahoo!ファイナンス

日本に住んでいても名前を知っている企業が多いですね。

4位のアルファベットはグーグル、12位のプロクター・アンド・ギャンブルは生活用品のP&Gです。

このような有名企業に加えて、有名企業ではないけど米国内で堅実に稼いでいたり、堅実に事業を継続している優良企業が集まっています。

 

本社は米国にある企業がほとんどですが、その売り上げは世界中で上げています。

また、業種や業界も多岐に渡るので、S&P500に投資するだけで分散投資にもなるというワケです。

S&P500指数とは
  • 米国の株式市場に上場する代表的な企業約500社をもとに算出される株価指数
  • 「S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス」社が算出
  • S&P500だけでも地域的にも業種的にも分散投資になる

S&P500連動インデックスファンドの種別

次にS&P500に連動するインデックスファンドについて紹介します。

 

インデックスファンドと言っても日本で買えるファンドには3つの種類があります。

 

日本で買えるインデックスファンドの種類
  • 米国ETF
  • 東証ETF
  • 投資信託

ETF(上場投資信託)と投資信託の違いはこちらの記事で詳しく紹介しています。

shisan-invest.com

このパートでは3つの違いについてカンタンに紹介します。

 

  購入単位 通貨 売買タイミング つみたてNISA
米国ETF 株価に準ずる ドル建て リアルタイム 買えない
東証ETF 株価に準ずる 円建て リアルタイム ほぼ買えない
投資信託 100円~ 円建て(為替ヘッジ可) 一日一回 買える

 

まずETFと投資信託の大きな違いは購入単位です。

ETFは「上場」投資信託という名の通り証券市場で取引されているので株価を持っています。

購入時はこの株価に準じて購入となるので投資信託のような定額購入はできません

 

逆に投資信託はETFのように市場で取引されていないので株価というリアルタイムの価格はありません。

投資信託は「基準価額」という1日1回だけ算出される価格をもとに購入や売却されますが、ETFのように「この株価になったら買おう(売ろう)」という指値は出来ません。

一方で投資信託は基準価額に関わらず定額での購入が可能なので、ドルコスト平均法での長期積立投資には向いていると言えます。

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このようにS&P500連動インデックスファンドには3種類あることが分かりました。

その中でも、

  • 定額購入でドルコスト平均法に向いている
  • つみたてNISAでも購入できる
  • 100円から購入できて初心者でも始めやすい

という3つの理由で投資信託をおすすめしています!

そこで次のパートでは実際にS&P500連動の投資信託を5つ紹介します!

 

S&P500連動の投資信託5選と比較

S&P500投資信託は沢山ありますが、主に純資産額が大きかったり最近の資産流入額が多い(買ってる人が多い)銘柄から5つピックアップして紹介します。

 

こちらが主要なS&P500連動投資信託の比較表です!

モーニングスターを参考に筆者作成(2022年6月10日時点)

eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)-リターン|投資信託[モーニングスター]

言わずと知れたS&P500投資信託のナンバーワンですね。

設定日が2018年とこの5銘柄の中では古株ですが、当初から手数料は最安水準でした。

コロナ後の米国株ブームでS&P500人気に火が点いて、多くのYouTuberなどインフルエンサーが推奨してきたことで今や純資産額トップです。

 

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド-リターン|投資信託[モーニングスター]

SBIグループのSBIアセットマネジメントが運用する投資信託です。

設定日はeMAXISより日が浅いですが、信託報酬が0.09%とS&P500投資信託の中では最安です。

もの凄い勢いで純資産額を伸ばしていてeMAXISに並ぶ日も近いと思われます。

純資産額は爆伸び中(参照:月報

 

iFreeS&P500インデックス

iFreeS&P500インデックス-リターン|投資信託[モーニングスター]

大和グループが提供する「iFree」シリーズのS&P500投資信託です。

この中では歴史が最も長い銘柄ですね。

手数料が前の2銘柄よりは割高ですが、歴史が長い分、純資産額は安定しています。

特徴は組入れ銘柄に米国のS&P500ETF「ishares core S&P500 ETF(ティッカー:IVV)」がトップにあることです。

組入銘柄(月報より引用)

他の銘柄はマザーファンド経由で各個別銘柄を組み入れていることが多いですが、このiFreeS&P500インデックスはS&P500連動米国ETFも組入れているようです。

結果的には大きく変わらないですが、この辺の手間が手数料に跳ね返っているのかもしれませんね。

 

SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)

SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)-リターン|投資信託[モーニングスター]

三井住友アセットマネジメントが提供する投資信託で、設定日が最も若い新しい銘柄です。

既に人気のあったeMAXISやSBI・Vを意識して手数料も最安水準(0.10%)になっていますね。

ただし、この銘柄のイタイところは三井住友銀行でしか買えない点です。

人気のネット証券であるSBI証券や楽天証券、マネックス証券では2022年6月時点では買えません。

銀行で投資信託を買う人は世代や層も限られるのでちょっともったいないですね。

 

農中<パートナーズ>米国株式 S&P500

農中<パートナーズ>米国株式 S&P500-リターン|投資信託[モーニングスター]

老舗の運用会社である農林中金全共 連アセットマネジ メントが提供している投資信託です。

CIO(最高投資責任者)の奥野氏は書籍も出していて有名なファンドマネージャーです。

しかしこの投資信託は手数料も割高で、紹介している5銘柄の中では唯一購入時手数料がかかります。

最近では購入時手数料(ノーロード)が当たり前の時代ですから、買う時に1.65%持っていかれるのは大きなマイナスポイントですね。

 

おすすめのS&P500投資信託は2つ

紹介した5銘柄のうち私のおすすめ2銘柄を紹介します!

 

投資信託を選ぶ時の重要なポイントは次の3つです。

投資信託を選ぶ3つのポイント
  1. 手数料
  2. 純資産額
  3. 連動する指数

この中の3.連動する指数は全てS&P500なので問題ありません。

あとは手数料と純資産額です。

 

長期で見た場合に毎年発生する手数料である「信託報酬」は低いに越したことはありません。

また、購入時に手数料が発生する投資信託は今となっては珍しいです。

ネット証券で手軽に買えるようになったので今ではノーロードと言われる購入時手数料無料の投資信託が増えているので、購入時手数料が発生する銘柄も避ける方がいいでしょう。

 

上記のポイントを抑えると、私がおすすめするS&P500連動の投資信託はこの2つです!

おすすめS&P500投資信託
  1. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  2. eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 

この2つはなんといっても手数料が安いです。

そして純資産額もトップ3に入る額で安定感もありますね。

(ただし純資産額は大きくなりすぎても問題があるのでeMAXISはそこが心配です)

 

この記事の最初に見せた資金流入ランキングでも全銘柄のうちトップ1とトップ4がこの2銘柄ですね。

 

 

私はSBI証券を使って「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」を積み立てています。

SBI証券ならつみたてNISAやジュニアNISA、確定拠出年金もまとめて運用できます。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか!

今回は米国S&P500種指数に連動する投資信託について解説しました。

 

S&P500指数とは
  • 米国の株式市場に上場する代表的な企業約500社をもとに算出される株価指数
  • 「S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス」社が算出
  • S&P500だけでも地域的にも業種的にも分散投資になる

主要なS&P500連動投資信託5選

 

おすすめS&P500投資信託
  1. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  2. eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 

この記事の内容がみなさんの長期投資のお役に立てばうれしいです!

 

※投資の最終判断は自己責任でお願いします

 

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ゆうすけ

 

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