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【投資信託】私が楽天VTIをつみたて続ける理由3選【つみたてNISA】

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こんにちは、ゆうすけです。

 

今回はつみたてNISAや積立投資でおすすめの投資信託、

楽天・全米株式インデックスファンド(通称:楽天VTI)

について紹介します!

こんな人向けの記事
  • これからつみたてNISAを始めたい
  • 投資信託が沢山ありすぎて違いがわからない
  • 投資信託の詳しい中身を知りたい

楽天・全米株式インデックスファンド(通称:楽天VTI)とは?

楽天VTIは、楽天グループの運用会社である楽天投信投資顧問が運用している投資信託です。

投資信託の誕生日である設定日は2017年9月29日です。

既に5年弱の運用期間がある銘柄となってます。

最近の米国株ブームが起こる前から運用がスタートしていた米国株式インデックスファンドです。

 

この銘柄は、米バンガード社が運用する

「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(ティッカーシンボル:VTI)」

をマザーファンドとして運用しているので通称:楽天VTIと呼ばれています。

 

目論見書に記載されている信託(ファンド)の仕組みは以下の通りです。

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出典:目論見書

投資信託やインデックスファンドについて知りたい方はこちらの過去記事もぜひお読みください!

shisan-invest.com

shisan-invest.com

 

米国株式に投資する理由

投資信託には日本株や世界株に投資するものもあるよね?なんで米国株なの?
 

こんな疑問を私も持っていました。

 

そこで読書をしたりブログを読んだりして

「なぜ米国株式なのか?」

を勉強しました。

 

ここの経緯と詳しい理由は過去のブログ記事にも書いていますが、

今回はシンプルに3つの理由を紹介します!

①日本株より米国株

残念ながら日本株はここ30年間まったく成長していません

え!?そうなの!?
 

日本の代表的な指数である日経平均米国ダウ平均の過去30年間の比較チャートを見てみましょう。

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参照元:日経電子版スマートチャート

この通り1992年を基準にすると

米国株は1000%(約10倍)成長しているのに対して

日本株は29%(約1.29倍)しか成長していません。

 

企業成長やイノベーションもGAFAM(Google・Apple・Facebook・Amazon・Microsoft)やテスラなど世界的な成長企業が出てくる米国の方が強いですよね。

 

未来が必ず過去と同じになるとは限りませんが、

どちらに投資したいかと言えば米国株でしょう。

 

ゆうすけ
日本企業にも頑張ってほしいけど投資判断は冷静に!
 

②個別株よりインデックスファンド

楽天VTIは価格が指数に連動するインデックスファンドです。

一方で、企業の株を直接購入する個別株に投資する方法もあります。

個別株の方が儲けられそうなイメージがあるなぁ
 

たしかに個別株は「一攫千金」イメージがありますが、

沢山勉強しないと大損するリスクも大きいです。

 

一方でインデックスファンドは著名な投資本でも「負けない投資」と言われています。

(以下の2冊は投資をする前に必ず読むべき名著です)

資産運用で大事なのは時間を味方につけてコツコツと投資を続けることです。

 

そのためにピッタリなのがインデックスファンドの積立投資。

おすすめする理由は以下の記事に書いているのでぜひお読みください!

shisan-invest.com

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③S&P500、全世界株よりも全米株式(VTI)

全世界株式よりは全米株式の方がおすすめです。

全世界株式と全米株式の違い

投資先が世界の約8000銘柄米国の約4000銘柄

です。

 

投資に必要な分散効果は全世界株式の方が高いですが、

一方で世界一の経済大国である米国の成長分が薄まってしまうというデメリットがあります。

私は米国の成長を100%取り込みたいので米国株式を選んでいます。

 

次に、S&P500と全米株式はぶっちゃけどちらでもいいです笑

なぜなら値動きはほとんど変わらないからですね。

以下はS&P500に連動するETF(VOO)とVTIの比較チャートです。

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参照元:Trading View

この通りほぼ同じ値動きで成長率もほとんど変わりません。

大きな違いは投資先の企業数ですね。

S&P500:米S&P社が選んだ大企業500社が対象

全米株式:中小型企業も含んだ米国上場企業約4000社が対象

米国内でも分散効果が欲しい人にはVTIがおすすめです。

 

ちなみに私はリーマン・ショック時の振る舞いからS&Pグローバル社を信用していないのでVTIを選んでいます(笑)

リーマンショック時のS&Pグローバル社の振る舞いについて詳しく知りたい方は映画「マネーショート」をぜひご覧ください。

 

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世界経済の中心は米国

「楽天VTI」を選ぶ理由

全米株式に投資する方法は3つあります。

  • 楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)を買う
  • SBI・V・全米株式インデックスファンド(SBI・VTI)を買う
  • VTI(米国ETF)そのものを買う

この中で私が楽天VTIを買う3つの理由を紹介します。

①つみたてNISAやiDecoで積立OK

私はつみたてNISAでの購入を前提としていたので

つみたてNISAで購入できない米国ETFのVTIはこの時点で対象から外しました。

 

同じように個人型確定拠出年金「iDeco」でも購入できるのは国内投資信託だけなのでVTIは対象になりませんでした。

ただし、つみたてNISAとiDecoに拠出した分以上の余剰資金がある場合はVTIを検討してみてもいいかもしれません。

②純資産額がトップ

楽天VTIは2017年9月から5年弱続くファンドで、純資産額が5800億円を超えています。(2022年6月時点の月次レポート参照)

一方でSBI・VTIは2021年6月に設定された新しいファンドのため純資産額はまだ900億円です。(2022年7月時点の月次レポート参照)

 

純資産額は投資信託を選ぶ時にとても重要なポイントです。

なぜなら純資産額によって投資信託の株価である「基準価額」が決まるからです。

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出典:投資信託協会公式サイト

他に、純資産額が少ない投信は償還リスクもあります。

SVI・VTIは順調に資産額を伸ばしているので償還リスクは低いと思いますが、

私は自分の基準を重視して純資産額の大きい楽天VTIを選んでいます。

 

③メイン口座が楽天証券だから 

そもそも論ですが、私は楽天証券でつみたてNISAをやってるから楽天VTIを選んでいます。

楽天証券

楽天証券を使っている理由は過去ブログ記事に書いています。

shisan-invest.com

 

楽天証券ではSBI・VTIは買えないという致命的な理由からも楽天VTIを選んでいます。(楽天による囲い込みですね)

 

楽天VTIのデメリット

ここまで紹介したとおりつみたてNISAで購入するなら楽天VTIがおすすめです。

しかし、楽天VTIにはデメリットもあるので3つ紹介します。

①信託報酬が高め

楽天VTIはSBI・VTIや本家VTIと比較すると年間の保有コストが高めです。

 

年間信託報酬

(管理報酬)

楽天VTI 0.162%

SBI・VTI

0.0938%
VTI 0.03%

本家VTIは米国株なので為替リスクなど別のコストがありますが、SBI・VTIにはシンプルにコスト負けしています。

ただしその差は0.07%程度なので既に紹介したメリットと比較して楽天VTIとSBI・VTIどちらにするか選ぶとよいでしょう。

②米国一極集中投資

米国企業4000社に投資をするので、万が一にも戦争や災害で米国経済が沈むと資産が大きく減るリスクがあります。

 

そのために全世界株式に分散するという選択もありますが、

米国経済が沈めば世界経済も沈むのではないでしょうか?

 

だったら米国沈没リスクに備えるよりも米国の成長を取り込める全米株式に投資し続けるほうが良いというのが私の考えです。

 

③楽天証券以外で買えなくなるリスク

現在、楽天証券はSBIグループのVTI(SBI・V・全米株式)を販売していません。

これは楽天グループによる囲い込みの一貫だと思われます。

さらに、楽天証券で販売しているSBIグループ運用の投資信託をキャンペーン対象外にすると最近発表しています。

【投資信託資産形成ポイント】ポイント進呈条件の変更に関するお知らせ | 楽天証券

 

ここからは私の予想ですが、

報復的にSBI証券が楽天VTIを販売しなくなるリスクが大いにあると踏んでいます。

 

いきなり販売停止はなくても、SBI証券のポイントプログラムの対象外になったり新規購入受付を停止したりする可能性はゼロではないと思っています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか!

今回は私が楽天VTIをおすすめする理由について紹介しました。

楽天VTIは競合ファンドと比較しても歴史が長く、楽天グループサービスとの親和性も高いです。

ファンドに信頼感を求める人や楽天経済圏の方はつみたてNISAをやるなら迷わず楽天VTIを選ぶとよいでしょう。

楽天VTIを選ぶ理由

①つみたてNISAやiDecoで積立OK

②純資産額がトップ

③メイン口座が楽天証券だから

楽天VTIのデメリット

①信託報酬が高め

②米国一極集中投資

③楽天証券以外で買えなくなるリスク

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ゆうすけ

 

※本記事は投資による利益や成果を保証するものではありません

※投資は自己責任でお願いします

※一部個人的見解も含まれているのでご自身にて判断ください