※2024年1月1日追記
SBIネオモバイル証券はSBI証券へ統合され、消滅しました。
単元未満株のサービスが気になる方は以下の記事をぜひ参照ください。
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今回は次のような人に役立つ記事です!
・投資はしたいけど株はハードルが高い…
・まずは気軽に株式投資を始めたい!
・大手証券会社にはない「痒いところに手が届く」サブ口座を探している
これまで投資に必要なメイン口座のツートップ・SBI証券と楽天証券を紹介してきました。
株式投資はこの2社の口座を持っていれば大体OKなんですが、上のボックス内のように考えている方は僕も使っているSBIネオモバイル証券で投資を始めるのをおすすめしています!
まず結論 ~少額&コツコツ投資ならネオモバ一択~
いきなり結論からお伝えするとSBIネオモバイル証券は少額から株式投資を始めたい初心者やサブ口座が欲しい経験者の方にピッタリです。
その理由は後述しますがメイン口座であるSBI証券や楽天証券では届かない痒いところに手が届くからです。
毎月のサービス利用料は定額220円(月取引50万円迄)でなんとスタバのコーヒーよりも安い!^^
少額から始めたい方や痒いところを解決したい方はぜひ本編を読んで口座開設してください!
はい、僕もそう思いました笑
SBI証券とSBIネオモバイル証券(以下、ネオモバ)はグループ企業ですが別会社ですね。
ネオモバの概要
・SBIグループとTSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が共同設立した証券会社
・2019年4月にサービスを開始して約2年で50万口座を突破
・20~30代向けにスマホに特化した使いやすさを特徴としている
・売買できるのは国内株式、国内ETF、REITなど
僕もネオモバを使っていますが確かに若者向けで使いやすさに特化している印象です!
ネオモバをおすすめする3つの理由
ネオモバの概要をつかめたところで僕がネオモバをおすすめする3つの理由を紹介します。
① 一株から少額で株が買えるので初心者やコツコツ投資に向いている
② Tポイントを使って買えるので現金を使わずに株を買える
③ 手数料が定額&ポイントバックされておトク
① 一株から少額で株が買えるので初心者やコツコツ投資に向いている
日本株は通常100株単位で購入する必要があります。
この100株を「単元」といって、100株単位で購入する株を「単元株」と呼んだりします。
単元株の場合、1株が3000円だとしても投資するのに最低30万円かかりますよね。
しかしネオモバなら1株から買うことができるんです!
1株200円台~の企業もあるので少額から株式投資を始めることができるんです!
これなら株式投資を始めるハードルも低くなりますし、毎月コツコツ投資するような経験者にもピッタリですね。
ちなみに僕はネオモバを使って日本の高配当株を毎月コツコツと買っています。
② Tポイントで買えるので現金を使わずに株を買える
今では街ナカの色々なところで貰えるTポイントを使って株が買えるのもネオモバのメリットの一つですね。
①の通り少額から株を買えるので溜まったTポイントを使って一株だけ買う、ということも出来ます^^
ポイントは通常「使う」しか出来ませんが株という金融資産に換えられるのは嬉しいですね。
③ 手数料が定額&ポイントバックされておトク
通常、証券会社の手数料は売買ごとに発生しますがネオモバでは月額利用料として定額になっています。
取引金額50万円までは月220円でしかも200ポイントが付与されるので実質20円で売買し放題というおトクさです!
特に初心者の方は頻繁に株を売買することで相場感や株取引の知識を覚えることができるので定額使い放題のプランはとても助かると思います!
ネオモバのその他の特徴5選
ここまで僕がネオモバをおすすめする3つの理由を紹介しました!
ネオモバにはさらに知っておくといい特徴が5つあるので紹介しますね。
① スマホで使いやすい
② 定期買付ができる
③ ひと株からIPOに申し込める
④ 税金を源泉徴収してくれる特定口座が選べる
⑤ WealthNavi for ネオモバ で海外ETFにも投資できる
① スマホで使いやすい
ネオモバは20~30代の若者や投資初心者向のサービスなのでスマホアプリがとてもシンプルで使いやすいです。
損益状況や資産推移がひと目で分かりますし、株式の情報も必要最小限に抑えられていて分かりやすいです。
ただし購入時や入金時はWebサイトへジャンプする仕様になっているので今後の改良に期待ですね。
② 定期買付ができる
指定した企業の株式を定期的に&定額で買い続ける設定が出来ます。
「安いときに買う!」とトレーダーのように株価を追いかける取引ではなくコツコツと特定企業の株を積み立てる長期投資家には便利なサービスです。
ドルコスト平均法のメリットも受けられるので株価に一喜一憂したくない人は使ってみると良いでしょう。
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③ ひと株からIPOに申し込める
IPOとはInitial Public Offering(株式上場)の略称です。
そして株式上場前の株を買うことをIPO投資と呼んだりします。
このIPO投資も通常は単元株ですがネオモバなら一株から申し込める「ひとかぶIPO」というサービスがあります。
ひとかぶIPO|ネオモバ - Tポイントでのポイント投資はSBIネオモバイル証券
IPOは抽選制なので正直なかなか当たりませんが、2020年はIPOした株式の約70%が上場後に値上がりしているという調査結果もあるのでチャンスは掴んでおきたいですね。
とはいえ、2021年5月時点で「ひとかぶIPO」の対象になったのは4銘柄だけなのでまだ少なめ…^^;
本気でIPOにチャレンジするならネット証券でIPO取扱数No.1のSBI証券がオススメです 。
一つ注意点として「ひとかぶIPO」では公開当日に株を売却することはできません。
つまり「公開日に値上がりしたのに売れない…」という状況になるのでご留意くださいね。
④ 税金を源泉徴収してくれる特定口座が選べる
証券口座には3種類の口座があります。
1)一般口座:自分で税金を計算して納税する
2)特定口座:証券会社が税金を計算して源泉徴収してくれる
3)NISA口座:NISA適用され非課税になる
このうちネオモバでは 2)特定口座が選べます 。
一般口座は自分で確定申告する必要があり色々面倒なのですが特定口座なら税引き後の配当が入金されるのでラクチンです^^
よほど「確定申告が趣味!」という人以外は特定口座にしておくといいでしょうね。
ちなみにネオモバではNISA口座は使えないのでご注意ください(後述)。
⑤ WealthNavi for ネオモバ で海外ETFにも投資できる
ネオモバは国内株式やETFだけと紹介しましたが「WealthNavi for ネオモバ」を使えば海外ETFにも投資できます!
WealthNavi(ウェルスナビ) for ネオモバ TOP|SBIネオモバイル証券~Tポイントで株取引・資産運用ができる|ネオモバ
WealthNaviは自分のリスク許容度に応じて世界中のETFに分散投資できるサービスです。
WealthNaviの詳細はこちらの記事もぜひご覧ください。
なお、ネオモバの口座を持っていれば新たにWealthNaviの口座を作る必要はありません。
投資の経験値が上がってきて国内だけでなく正解にも分散投資をしたい方は検討してみると良いでしょう。
ネオモバのデメリット3選
さて、ここまでおすすめする理由+特徴としてメリットを紹介してきましたが次はネオモバのデメリットについて解説します。
① 取引がなくても毎月サービス料が発生する
② 取扱い商品が少ない
③ 指値が出来ず成行価格でしか買えない
① 取引がなくても毎月サービス料が発生する
ネオモバは取引毎の手数料がかかりませんが定額のサービス利用料がかかります。
これは取引数が多い人にはメリットですが取引数が少ない人にはデメリットなんですよね。
例えばSBI証券では取引一回の手数料は55円です(スタンダードプラン・約定代金5万円までの場合)
ネオモバは月220円なので月4回の注文しないと損をする計算になります。
※ただしTポイントが200pt付与されます
ただし「元をとる!」というモチベーションも大事ですよね笑。
② 取扱い商品が少ない
ネオモバでは次の商品・サービスの取扱いがありません。
- 投資信託
- 外国株
- NISA
投資信託は初心者にとっては取り組みやすい商品なのでぜひ購入していったほうがいいですが、残念ながらネオモバでは買えません(泣)
さらに今流行りの米国株などの外国株も取扱いがありません…
とはいえ、SBI証券や楽天証券など大手ネット証券でも投資信託は100円から買えますし米国株は1株から投資できるんですよね。
だからわざわざネオモバがサービス提供する必要もないと。
同じ理由からかNISAも取り扱っていないので「つみたてNISA」を始めるならSBI証券や楽天証券で口座を作ると良いでしょう。
③ 指値が出来ず成行価格でしか買えない
ネオモバでは指値注文が出来ません!
これは僕がイチバン改善してほしいデメリットです(泣)
指値というのは「この株価になったら買いたい(売りたい)」という注文のことです。
この反対が「成行」です。
成行は金額を指定せず、売買が成立した時点の株価で買う注文方法です。
成行は想定より高値で買ってしまうことがあるので、僕は指値で買いたい派なんですがネオモバは成行購入しか出来ないんですよね…
これは本当に改善してほしい…
ということで、僕と同じように指値注文派の方にはデメリットがありますのでご注意ください
※【追記】ネオモバでも単元で買う場合は指値が出来ます
まとめ
いかがでしたでしょうか!
ネオモバについて以下のようなメリット・デメリットを紹介してきました。
① 一株から少額で株が買えるので初心者やコツコツ投資に向いている
② Tポイントを使って買えるので現金を使わずに株を買える
③ 手数料が定額&ポイントバックされておトク
① スマホで使いやすい
② 定期買付ができる
③ ひと株からIPOに申し込める
④ 税金を源泉徴収してくれる特定口座が選べる
⑤ WealthNavi for ネオモバ で海外ETFにも投資できる
① 取引がなくても毎月サービス料が発生する
② 取扱い商品が少ない
③ 指値が出来ず成行価格でしか買えない
ネオモバは、初心者にとっては投資を気軽に始めるメイン口座、経験者にとってはプラスのサブ口座として最適だと思います!
僕もSBI証券や楽天証券では手が届かない痒いところをネオモバを使ってカバーしています。
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ゆうすけ