こんにちは、ゆうすけです。
Follow @learntoushi
今回はお金を貯める力を身につけるために絶対に手を出してはダメな借金の話をします。
先日Twitterでも呟いた内容を詳しく解説します!
- なかなかお金が貯まらない
- 物欲が強くてすぐ買ってしまう
- 「ローン」や「あと払い」を借金だと思っていない
借金とは何か
借金=借りたお金に手数料を付けて返すこと
「お金を借りる」と書いて借金ですね。
しかし一般社会での借金は借りた金額をそのまま返すだけではありません。
必ず手数料をプラスして借りた金額よりも多く返すのが借金です。
借金にはいろんな呼び名がある
つまりモノを買ったりサービスを受けた時に代金に
手数料をプラスして支払うのは全て借金です。
例えば住宅ローンも立派な借金ですね。
「ローン」と付くと途端に親しみが湧くのが日本人ともいわれますが(笑)
その昔は飲食店の代金を後払いにする「ツケ」なんて呼び方もありました。
しかし、いくら呼び名が違くても全て同じ借金です。
そこで、今回は「借金」とは付いていないけれども、
れっきとした借金である絶対手を出してはいけない3つを紹介します!
絶対に手を出してはいけない借金3選
僕が「現代の高利貸し」と名付けている悪名高い借金3選がこちらです。
①クレジットカードのリボ払い
トップはクレカのリボ払いです!
これは絶対に手を出してはいけない筆頭ですね。
クレジットカードの返済額を毎月一定額に固定して返済できる仕組み。
例えば10万円の買い物をしても翌月の支払い額を1万円に固定するような返済ができるようになる。
支払い時だけでなくあとからも返済方法を選べるクレジットカード会社が多い。
元本に対して金利が年間15~18%程度かかる。
クレジットカードを持っていると、カード会社から
「リボ払いがおすすめです!」
という誘いがよく来ませんか?
-
毎月の負担が軽くなる
-
支払額が一定で家計が管理しやすい
-
ポイントが貯まる
こんな謳い文句を添えてカード会社が積極的に勧める理由は何でしょうか?
それはリボ払いにするとカード会社が儲かるからです。
その儲けを負担しているのはリボ払いをしている人たちです。
リボ払いをした人は損をするだけなので絶対に手を出してはいけません。
②メルペイスマート払い
メルペイスマート払いは、メルカリが提供している後払いサービスです。
メルペイスマート払いとは? - メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
このサービスは2パターンの支払い方法が選べます。
一括払いは手数料がかからないのでまだマシですが
定額払いは絶対に手を出してはいけません。
メルカリはモノを買ってもらうことで売買代金の10%を利益として受け取っている
つまり儲けている企業です。
そんなメルカリがメルペイスマート払いを提供している理由は、
「お金がないから買えない」人にも買ってもらうためです。
僕もメルカリはよく利用させてもらっていて大好きなサービスですが
身の丈以上の買い物を勧めるのはいかがなものかと思いますね。
③ZOZOツケ払い
ファッション通販大手のZOZOTOWNで利用できる後払いサービスがこの「ZOZOツケ払い」です。
仕組みとしてはZOZOがお金を受け取る権利(債権)を
GMOペイメントという決済会社に譲渡して
そのGMOペイメントが手数料+代金を2か月後に請求する
といったものです。
ZOZOツケ払いは手数料が%ではなく定額なのが
リボ払いやメルペイスマート定額払いとは異なっています。
しかし例えば1万円のモノを買って2か月後に300円の手数料を支払うと
年利換算で約18%なのでリボ払いやメルペイスマート定額払いと
ほとんど変わりません。
金額ではなく都度300円の手数料がかかるので使う回数が多いほど損をします。
ツケ払いしないと買えないようなおサイフ事情なら
買うのを我慢してお金を貯めたほうがいいですよ。
手を出してはいけない3つの理由
ここまで絶対に手を出してはいけない借金3選を紹介しました。
- クレジットカードのリボ払い
- メルペイスマート払い
- ZOZOツケ払い
このパートではなぜ手を出してはいけないのか?
について理由を解説します。
①手数料(利息)が高すぎる
まず3つとも手数料=利息が高すぎます。
リボ払い・・・15~18%
メルペイスマート払い(定額払い)・・・15%
ZOZOツケ払い・・・7%~(購入額による)
借金の利率というのは貸金業法という法律で上限が15~20%(借入金額による)と決まっています。
つまり紹介した3つのサービスは全て上限ギリギリの手数料を支払っているということです。
いえいえ、あくまで上限と定めてあるだけで世の中には相場というモノがあります。
住宅ローンなんかは1%、カーローンは2~4%台、他にも奨学金なんかも数%程度ですね。
これらと比較すると15%以上という利率は高すぎるんです。
借入額が低いからと言って高い利率で借金をしすぎると本当に痛い目にあいますよ。
僕自身も20代のころにリボ払いで数十万円の借金を背負ったことがありますが
返済には本当に苦労しました…
②借金が減らない(むしろ増える)
紹介した後払いサービスを使うと借金がなかなか減りません。
これは①の手数料が高すぎることが関係しています。
【条件】
借入額10万円
返済額1万円/月
年利15%
とすると
1か月目の返済額・・・元本8750円+金利1250円=1万円(残金9万1250円)
2か月目の返済額・・・元本8860円+金利1140円+1万円(残金8万2390円)
…
このように毎月1万円を返しているのに元本残金はなかなか減らないんです。
これは借入額が大きくなるともっと減らなくなっていきます。
50万円を15%で毎月1万円で返していくと完済するまで80か月かかります。
元本が減らないから返済期間も長くなってしまうんですね…
この間に新しくリボ払いなどで購入すると借入金元本がドンドン増えることになります。
③金銭感覚が崩れる
3つ目の理由は金銭感覚が崩れることです。
リボ払いやメルペイスマートスマート定額払いで買い物をすると
10万円のモノを買ったのに1万円しか払わなずに済んだような錯覚に陥ります。
ZOZOツケ払いも今お金が無くてクレジットカードすら持っていないのにモノを買えてしまいます。
これは金銭感覚をおかしくします。
金利や借金の仕組みをよく勉強してリボ払いや後払いは決して「魔法」ではないことを理解しましょう。
むしろ使うと借金まみれになってしまうこともありうる「黒魔術」ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
今回は自分のお金を守るための知識について解説しました。
世の中には「借金」という名がつかない借金があふれています。
今日紹介した3つ以外にもカードローンや消費者金融のように一度手を出すとハマってしまいがちな借金が沢山あります。
- クレジットカードのリボ払い
- メルペイスマート払い
- ZOZOツケ払い
①手数料(利息)が高すぎる
②借金が減らない(むしろ増える)
③金銭感覚が崩れる
借金で失敗しないために
まずはお金に関する知識、とくに金利に関する知識を勉強しましょう!
金利について知識が身に付くと「良い借金」「悪い借金」が区別付くようになります。
お金に関して勉強するならこれらの本がおすすめです。
(2冊目の大河内薫さんの方は未発売ですがサンプルが読めます)
今回の記事が良かった!という方はぜひTwitterフォローと「読者になる」ボタンのクリックをお願いします!
ゆうすけ
絶対に手を出してはいけない
— ゆうすけ@株と仮想通貨と不動産投資 (@learntoushi) 2021年8月20日
現代の超高利貸し3選
・クレカのリボ払い
・メルペイスマート払い
・ZOZOツケ払い
リボ払いの仕組みと注意点:日本経済新聞 https://t.co/V6wwbA5m1m