こんにちは、ゆうすけです。
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近ごろコロナで在宅時間が増えているおかげで副業ブームのなか、こんなことを考えている会社員の方も多いのではないでしょうか。
「会社員って損しているのかな?」
「会社員ってメリットあるのかな?」
「すぐに会社を辞めて個人事業やった方がいいのかな?」
そんな迷えるみなさんがポジティブになれるよう、今回は会社員のメリット9選を紹介します!
1.会社員はどのくらいいるの?
日本の就業者(働いている人)は6707万人で、
そのうち雇用者(会社員)は6017万人となっています。
つまり、日本で働いている人のうち約90%の人が会社員ということです。
自営業者やフリーランスの方は10%程度なんですね。
これだけの人が会社員ということは必ずメリットがある!
ということで、実際に会社員を13年間をやってきた僕が会社員のメリット9つを紹介していきます。
ちなみに会社によって制度が異なるため、これらのメリットが全ての会社員に当てはまるわけではないのでご容赦ください。
2.会社員のメリット9選
①毎月決まった額のお金が手に入る
これは最強のメリットですね。
会社員は会社との雇用契約に基づく労働の対価として、
月に一回会社から一定の金額が現金で支払われることが労働基準法で定められています。
電気代やスマホ代などの生活に掛かるお金は1か月サイクルで支払うものが多いので、
収入が不安定な働き方と比べると安心できるメリットがあります。
ちなみに例外は個人の売上で給料が決まる完全歩合制やインセンティブ型の会社員です。これらの会社員は一定ではなく、売上や成績で毎月の給料が変動するので個人事業主に近いですね。
②交通費がかからない
通勤に電車や車を使っていると通勤手当として会社から定期代やガソリン代をもらえます。(会社によっては上限額があったり車はダメというところがあります)
僕が過去に勤めた5社は定期代を全て出してくれました。
だから途中駅での乗り降りもタダですし、休日のお出掛けも電車代タダで乗れましたから支出の削減にはけっこう役立ちました。
ただし最近は在宅ワークが普及してきたので、通勤手当を廃止して実費精算(使った分だけ払う)に変更する会社が増えています。
いえいえ!
通勤時間が減る分を勉強や自己投資に使って自分の時間単価を上げれば、
通勤手当なんかラクに超える金額を稼げるようになるので新たなメリットだと思います。
ぜひ有効活用しましょう!
ちなみに実費精算で乗ってない電車賃を請求するのは横領になるので絶対にダメですよ!
③年金を毎月会社が積み立ててくれる
これは意外と気づいていない方が多いと思います。
実は給与明細に載っている国民年金以外に、会社が自分の年金を積立てくれています。
詳しく説明します。
会社員の年金はだいたいが3階構造になっています。
1階2階部分の国民年金・厚生年金は、毎月の給料から天引きされています。
しかし、3階部分の「確定拠出年金」「確定給付年金」「厚生年金基金」を採用している会社では、会社が積立金を給料とは別で出してくれています。
この積立金額は給与明細に記載されていないので、知りたい方は各自で人事部や年金担当者へ確認してください。(最近では委託されている生命保険会社などのWebページで確認できます)
額は会社にもよりますが法令上は確定拠出年金だと月額5.5万円が上限額です。
年金なので60歳まで使えませんが、月+5.5万円を給料以外に貰えるのは大きなメリットですね。
④休んでもお金がもらえる
労働型の個人事業主だと休んだら収入は入りませんが、会社員では休んでも給料が出る有給休暇という制度があります。
他にも出産時には産休をもらえて育休ももらえます。
この2つは会社ではなく雇用保険から収入保障が出ていますが会社員であるメリットには変わりません。(メリット⑥も参照)
他にも給料は出ませんが傷病休暇や慶事休暇など欠勤にならないように休める制度がある会社も多いです。
⑤手当や補助がある
給料に上乗せでもらえる手当が結構あります。
これは会社によって制度があったりなかったりだと思いますが、これまで僕が勤めた会社にあった手当制度を一例に紹介します。
・住宅手当
・資格取得手当(資格を取った時に一回もらえる)
・資格手当(資格あれば毎月もらえる)
・書籍購入手当
・旅行手当
・セミナー手当
・留学補助
・予防接種補助
・定期健診補助
・ベビーシッター補助
・マッサージ手当
他にもランチ手当や社内コミュニケーション手当(飲み代手当)を支給する会社なんかもありますね。
これらは自分のスキルアップだったりリフレッシュだったりに会社からお金がもらえるのでとても助かるメリットですね。
⑥社会保険が超充実
日本は「国民皆保険」制度で、会社員は強制的に健康保険と雇用保険に加入します。
健康保険には、会社独自の健保組合や同業種の複数企業が加盟する業界健保組合、主に中小企業が加盟する協会けんぽ等があります。
個人事業主やフリーランスだと自治体の国民健保に入ります。
その中で会社員のメリットは大きく2つです。
・安い健康保険料
・充実した補償
実は会社員の健康保険料は会社が半分払ってくれます。
給料から天引きされている健康保険料は実は半額分で、残りは会社が払ってるのです。
自営業者やフリーランスは全額自己負担なのでこれは大きなメリットですね。
さらに会社によっては保険料率が低く抑えられているのでさらに安くなります。
僕が働いている会社は、国民健保と比較して2.5%も低いです。
転職するときには健保組合もチェックすることをおすすめします。
さらに健康保険や雇用保険で適用される次の補償は会社員だけが受けられます
・出産手当金
・育児休業給付金
・失業保険
自営業者は受けられない会社員独自の大きなメリットですね。
詳しい制度についてはぜひ各自で調べてみてください。
⑦社会的信用がある
会社員はローン審査に有利、というのは金融機関にもよりますがよくある話ですね。
ローン審査の申込書には必ず会社名、勤続年数、年収といった項目が記入必須です。
ローンは毎月一定額を返済する、という契約なので
定期的な収入がほぼ保証されている会社員は「社会的信用がある」とされています。
カンバンに甘えるのはよくないですが、自分の人生を豊かにするためにカンバンを最大限に活用するスタンスで考えれば、社会的信用を得られるのは大きなメリットだと思います。
⑧大きな仕事ができる
これも会社のカンバンを借りるメリットで、個人ではとても出来ないような大きな仕事ができます。
僕も社会を変えるような大きな仕事にチャレンジさせてもらいました。
平凡な大卒社会人だった僕が成長できたのはやはり会社のカンバンを借りて経験にレバレッジを掛けられたことが大きかったです。
⑨確定申告をしなくていい
あなたは自分が毎月いくら税金を支払っていて、昨年は最終的にいくら税金を国に納めたか知ってますか?
会社員は税金が給料から天引きされます。
そして年末調整を会社がやってくれて1年間の税金が最終確定されます。
だから自分がいくら税金を納めたかよく分からない人が多いですね。
僕は確定申告を10年くらいやっていますが正直メンドクサイです。(その分リターンお大きいですが)
この作業をスキップできるのは負担軽減の面でメリットと言えます。
3.会社員のデメリット1選
会社員のメリットを紹介していくと必ず聞かれます。
ただ、会社員のデメリットはネット上でも語りつくされてる感があるので、
個人的に大きなデメリットを一つ紹介します。
メリットに甘えるとデメリットになる
これに尽きますね。
つまり、メリットに甘えていると会社員はデメリットだらけになるということです。
- 定期的に給料が出ることに甘えて自分の時間単価を上げる努力をサボると、減給や倒産やリストラにあった時に路頭に迷います
-
社会的信用があることに甘えて借入可能枠パンパンで住宅ローンを組むと
毎月の返済に苦しんで自己破産ということもあり得ます
-
確定申告がいらないことに甘えて税金やお金の勉強をサボると、
国に税金をムダに取られて、悪徳業者にお金や資産をむしり取られます
メリットがあるからといってサボる人は絶好のカモになります。
そして給料が補償されている会社員はサボりやすい環境が出来上がっています。
僕も会社員のメリットは「使う」というスタンスを取っています。
依存すると良いことってありませんからね^^
さて、以上で会社員のメリット9選+デメリット1選を紹介させていただきました!
少しだけ、会社員でいることにポジティブになれましたでしょうか?
会社員のメリットを最大限活用するには、制度が整った会社に転職をすることも一つの選択肢です。
転職についてはこちらの記事にも書いているのでぜひご覧ください!
会社員のメリットは「利用」するスタンスで、自分の資産を増やしたり人生を豊かにするために活用しましょう。
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ゆうすけ